“不要不急の外出控えて” 気象庁と国交省 大雪予想で緊急発表
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結局、不要不急の外出って何なんだろう🤔
人によって不要かどうか、不急かどうか違うし、必要至急なもの以外の、重要だけど緊急じゃないものが如何に大事かと言うことを学んだ3年間だったなぁ。
そう言う意味では、人生において大切な時間だった…。
注目のコメント
コロナ禍でもそうでしたが、「不要不急の外出控えて」と言われても、出社有無の判断の裁量すらない方々が大半でしょう。それなら経営者に「不要不急の出社をさせないで」と言うべきなのに、それは絶対にしませんね。
変えたくない、責任を取りたくない、だから意味のない上っ面の言葉を並べるだけ… 政府や多くの経営者もそんなふうに見えてしまうのは私だけでしょうか。今回の寒波がなぜ日本海を超えて南下してくるかというと、現在本州の南を進んでいる低気圧がポイントです。24日朝には関東沖で998hPaと予想されていますが、これが猛烈に発達して25日朝には千島列島で948hPaと予想されています。一日で50hPa下がるというのは台風の急速強化と呼ばれる現象とほぼ同じオーダーで、有り体に言ってしまえば「台風並みに発達する低気圧」ということが言えます。この台風のような低気圧により大陸の強い寒気が日本海を渡ってくることができるわけです。
まず風については全国的に25日ごろまで強まります。特に北海道では地吹雪となり視界が効かない状況もあり得ますので厳重警戒となります。
気温については全国的に25日の朝がもっとも冷え込みます。沖縄も含めて平年比で4℃以上下がるところもあり、特に関東から九州にかけての太平洋側は水道管の凍結対策が行われていない場合も多く、これによる水道管の凍結や破裂が相次ぐことが懸念されます。
雪については量として多いのはいわゆる日本海側となります。特に北陸から山陰ではいわゆるJPCZ(日本海の筋状の雲が合流してできた特に強い雪雲)がかかると短時間での強い雪となり、道路上で車両が立ち往生し大渋滞が発生するなどの懸念があります。今回の緊急発表も大半がこの部分を指しています。昨年末に新潟県で大雪による大渋滞がありましたが、あのような状況が強く懸念されることから事前に呼びかけを行っているものと考えられます。
雪についてもう一つは、24日の午後から夜にかけて上空の気圧の谷が西日本から東日本を通過する見込みで、特に寒気が最も南下している最前線となる部分では地上と上空の気温の差が大きくなり積乱雲の発生が懸念されます。普段雪の少ない瀬戸内や近畿、東海や関東では積乱雲による局地的な降雪が十分あり得る状況となっており、気象庁の解説資料でも「短時間に降雪量が増える恐れがある」と書かれています。要するに夏場の夕立のようなメカニズムでの雪となりそうで、局地的と考えられますが、一時的には地面や道路に積雪するような状況もあり得ます。自動車で出かけた場合、自分はきちんと冬タイヤにしていても、ノーマルタイヤの車による立ち往生や事故の影響を受けることもありますので、この面においても不要不急の外出は控えて、という話になっているのではないかと考えられます。