プログラミングをするプログラマー、需要が激減かすでにノーコードが当たり前に
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例えば和暦から西暦に変換するコードをAIで作るとする。
今回は生年月日用なので明治以降から対応すれば良いとかインプットの範囲を決める必要がある。これが仕様の一部。
どこかに全ての和暦を対応するAPIがあったとしてそれを使うのか、そこまで要らないから外のAPIに依存せず自前で作るのか決める必要がある。これも仕様の一部。
つまりはやり方の答えはたくさんあって、想定するインプットと結果のセットでテストするか、出てきたコードを読んでOKかを判断する必要がある。
仕様の漏れを確認するAI、決まった仕様からプログラムを生成するAI、仕様からテストデータを作成する支援をするAI、テスト結果からOK判定をするAI、新しい元号が出た時に既存コードを変更すべきか判断するAI、既存コードの資産を変更するリファクタリングのAIなど、それぞれが成長していく。
AIは支援するので、何をどうしたいか、そしてOKの判断をするのは人間となる。プログラムでできる事が増えるので仕事は高度となるかも知れないが、減らないというか人が居る範囲で開発が進む。
...のでしょう。知らんけど。
注目のコメント
エクセルが登場してからエクセル関数でできる事をわざわざプログラムで書かなくなった
開発環境が充実してボタン配置座標設定など煩わしい作業コードを書かなくなった
という話をプログラマー需要が激減と言っているのと同じです。
本来プログラムで書くべき仕事をすれば良くて、ツールでできる事はそっちでやって貰わないとキリないよという部分の守備範囲がノーコードツールで広がってるのは良い話だと思いますよ。
特に日本は業務アプリの個別カスタマイズが酷くてプロジェクト炎上が常態化してるので、ノーコードツールでできない事はやらないみたいな、ある程度ツールの振る舞いに業務を合わせるマインドを定着させるのは必要な事だと思います。AIが台頭してもエンジニアは安泰という予測や著名人の発言が多かったのですが、これは予想通りの流れ。
もちろんゼロになることはないが、必要な人数は激減し、スーパープログラマーとしのぎを削る仕事になることでしょう。
執筆した『AI時代のキャリア生存戦略』(https://amzn.to/3sJevNF )では失職の可能性が低い仕事を解説していますが、その中でエンジニアについても危険性が高いことを指摘しています。
今後どんなキャリアを歩むべきなのか、優しく深く解説していますので、是非参考にしてみてください!プログラミング言語やツールキットの進化に伴い単純なプログラミングにかける時間が減ってきたように、AI によってプログラムを書く時間は減っていくでしょう。だけどそれがプログラマの仕事を奪うかというと、まだ当面そんなことはないと思います。
まず第一に、プログラマの仕事は決してプログラムを書くだけではない。むしろプログラムを書く時間よりも、既存のプログラムを読み解いたり、ステークホルダーと話しながら要件を詰めたり、システムを設計する時間の方が遥かに長い。第二に、プログラマの仕事は新しいシステムの開発だけでなく、既存のシステムの保守運用(障害対応なども!)も含まれます。これらの仕事を完遂するには既存の文脈やシステムの状態を理解して振る舞う必要があり、AI が今のプログラマが実際にやっている仕事を代替するには、まだまだ長い時間がかかると思います。
なので、当面 AI によって代替されていくのは(プログラマの仕事のごく一部である)単純なプログラムを書く仕事の支援になるのかなと思います。今の AI の技術レベルではプログラミング作業の支援レベルに止まっていますが、この部分はこれからもっと高精度にプログラムを生成できるようになっていくでしょう。