ご存じですか? 日本の田舎での静かな革命、地方移住の波に乗って急拡大の「地域おこし協力隊」
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地域おこし協力隊の闇について、
いろんな方がYouTubeにアップされ、なんだかなぁという感じですが、制度としては極めてアリだと思っています。
ただ、隊員の気持ちが前のめりすぎる場合、
あるいは期待値が高かったりする場合、
心のミスマッチが起こりやすいのは事実です。
地域おこしという文脈では3年間はあまりにも短すぎ、
受け入れる地域の側が本当におこされたいのか?問題もあります。
私は地域おこし協力隊の経験はないですが、
移住後に10名ほど目の前でその姿をみてきました。
成果を出したい気持ちがあればあるほど、
地域の歴史や人の気持ちを置いてけぼりにしがちです。
最初の1年間とは言わず、
3年間はすべて赴任した地域の駒使いなる!
くらいなスタンスの方が良いかもしれません。
ただでさえ田舎なればなるほど、
物事の進みが遅いですし、現実維持(昔のままがいい)というのも尊重すべきところも多いので、
そんな大局観をもった方のほうが結果として地域に入りこみやすいです。
私は移住6年目に50世帯集落の区長をしました。
この1月で2年任期が終わりますが、
各戸一人ひとりを覚える、家族を知る、
集会所の掃除をするなど、
当たり前のことですが、地域おこしのスタートは
目の前の小さなことからだと実感しました。
注目のコメント
地域おこし協力隊は、週3〜4日勤務で月給15〜20万円というのが相場感で、勤務日以外には好きなことをやってねというものが多いです。
地域の中から新たな事業や仕組みを作れる人材を呼び込もうと思えば、週2日・月給10万円+家は空き家を無料提供などとして、最低限の収入を得ながら自由に活動できる時間を多く確保する仕組みとしてみてはどうでしょうか。仮にその人が移住前の地域からリモートで仕事を持ってきてくれれば、外貨獲得にもなりますし。「全国1085の市町村で6015人がプログラムに参加」と意外なほど定着している感じがします。これも一つの働き方改革なのでしょうか。
先日も某国立大に行った際に、1人の院生が就職はせずに、縁もよかりもないところの協力隊に3年行くと聞き、卒業後の選択肢の一つになっているのを知りやや驚きました。地元近くの三重県いなべ市の地域おこし協力隊の方は、その後に合同会社などを立ち上げて、今では各地から人が来る「筆談カフェ」をされていたり、それぞれの地域で活躍されている方はいらっしゃいます。
地域に入って、いかに相互のコミュニケーションが取れるかが結構重要だと思います。
各地の応募条件で「えっ、この金額でこんなにやらされるの?」と思う地域もありますが、記事にもあるように行政(特にトップを始めとした幹部)が本気度を見せるかは重要だと思います。