日本の防災を世界最先端にするポジティブシナリオ
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注目のコメント
冒頭の中村さんの言葉が印象的です。
「今後は、その大きな要因である人材不足がさらに進むのに加え、財政面で公助が圧倒的に減っていくと予想されます。インフラの維持は、自助、共助で補っていく転換期に差しかかっていると言えるでしょう。」
人材不足という部分がいくつかの意味を含んでいるかもしれませんが、日本の人口減少は社会インフラの維持にも大胆な変化を迫っているのか、と思いました。自助、共助という言葉が重たいです。阪神・淡路大震災や東日本大震災といった大災害を経験した日本は、世界に先んじて強固な防災ソリューションをつくる必要がある。そんな気概を防災関連事業に従事する方々と話すと、強く感じます。
今回登場したNTTデータの中村さんと、AIを活用した防災危機管理情報サービスを提供するSpecteeの村上さんと話した時もそう感じました。国内No.1 SIerと気鋭のスタートアップと立場は違いますが、二人ともこの分野に強い覚悟をもって取り組んでいます。
日本の防災の「現在地」「ネガティブな未来」「ポジティブな未来」という3部構成でまとめています。ぜひご覧ください。自然災害がほぼないシンガポールでは、災害対策をテーマとしたイベントがあります。シンガポールがこうしたイベントを実施するということは、ビジネス上の価値が高いと考えているとみられます。この分野は、日本の知見がずば抜けていますので、日本をイノベーションと知識、情報のハブとして成長させていくことが重要と思われます。