【総まとめ】2023年も止まらないテック企業の人員削減
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2008年の金融を端とする大不況リーマンショックを機に、米国では人材が金融機関のリストラが相次ぎました。結果、金融からITへと人材も流れました。
私が記憶しているかぎり、金融のイメージも悪くなったことが、人材をITテックシフトへ後押ししました。
さて、今回はITからグリーン(脱炭素技術)の企業に人材が流れるとも言われています。
ちなみに、大量採用とリストラには、ドライなイメージが付きまとうのですが、最近聞いたこととして、アメリカ企業では、退職してもストックオプションが執行しないケースがほとんど。
本文にも、リストラによって株価が上がる企業が登場します。一般には、「雇用削減をして株価を高めることはけしからん」という発想になるのですが、リストラされた本人も株価上昇の恩恵を受ける可能性があるとのこと。
基本的に日本では、多くの場合、ストックオプションは失効します。
単に解雇の規制が厳しい緩いにとどまらず、こうした制度の違いも、人員整理の頻度に大きく影響するのだなと実感しました。テック企業のレイオフまとめ
規模を見ると凄まじいが、だれか直近の1年とか数年で何人増えたのかも調査して比較してほしいところ
イケイケドンドンが是正されたというのは間違いないですが、ニュースだけ追いかけてると業績不振で身を切ってる的な印象を受けますが、実際はコロナの追い風がある中でここ数年で急拡大モードで採すぎた過剰な部分を削った、くらいに捉えたほうがいいのかも、ということを以前グーグルの数字を見て感じましたので
グーグルの場合は前年比で25%の4万人増やして18万人ななかで1万人のレイオフなので、こうやって見れば「1万人も!」と感じるのとは違う見方になるように思います2000年からの調査以来、昨年11月がテック業界において一番人員削減数が多かったとのこと。
コロナ禍のITバブル(特にSaaS銘柄)や、リモートワーク中心となり採用が加速した要因はあると思います。Metaが新規採用を一定期間見送るとアナウンスしたように、当分は各社地に足のついた人員計画になると予想されます。
なお、海外では今回リストラにあった方々がリストされたSpreadsheetが出回り、Linkedinでもハッシュタグを使って盛んに転職活動を支援しています。見る限り、リストラの対象にあった方々は優秀です(採用された時点で即戦力な方々なので当然ですが)。彼らが次の機会として、スタートアップや新興産業を選んでくれることが、次のイノベーションの鍵になると思っています。