マイクロソフト、オープンAIへの最大100億ドル投資で協議
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注目のコメント
別の記事にコメントしたとおりの展開になっていますね。グーグル陣営とイーロン・マスク&マイクロソフト陣営のぶつかり合いと理解したほうがいいと受け止めています。それぐらいOpenAIの技術にはインパクトがあります。
グーグルが考えている社会と、イーロン・マスクが考えている社会は、全然違います。グーグルは民主主義、イーロン・マスクは権威主義です。ビジネスをみると、すぐにわかります。すべてを検索可能にするというグーグルの考え方は、みんなで良くする、という考え方です。むかしのインターネットに近いですね。Wikipediaはその典型なのかなと思います。グーグルがWikipediaを高く評価するのは、みんなで作っているものだからです。
他方でイーロン・マスクは「黙っておれについてこい」というスタイル。テスラのクルマづくり、スペースXの破天荒な進め方、Twitterの一連の騒動。どれも同じです。社会の進化を加速させるためには、エリートが導かなければいけない、という考え方に貫かれています。
現状のAI技術は権威主義的です。ChatGPTはすばらしい回答を出してきますが、なぜそうなったのかはブラックボックスで、検証は不可能です。おすすめサイトを並べるというグーグルとは対照的ですね。「細かいことは間違っているかもしれないが、こっちのほうが断然いいだろ」というわけです。この「細かいこと」に、ときに重大な問題があるわけですが、そこにとらわれて歩みを止めることはしません。テスラ車が事故を起こしたとき、イーロン・マスクは「それでも人間が運転するより事故率は低い」といいました。そういうことです。
どちらが望ましいのか。非常に興味深い問題だと思います。これはめちゃくちゃ「ある」話だなぁ。
OpenAIは、1年半くらい前にロボット系の研究をやめた後、最近ChatGPTを発表して一躍話題になっている。
それにMSともだいぶ前から関係性ある。
これは、今日の別のニュースでも書いたように、Googleのようなネットの巨人でも倒されうる可能性を秘めているのと、ロボット系も新たな技術革新の激震が起きる前のごくごく小さい前触れになっていることがポイント。
OpenAIのように元はロボット屋さんだとすると、Googleにもアマゾンにもできなかった仮想世界から現実世界を掴むことができる技術をも保有していることになるので、これに気づいているかいないかは実は大きいとみている。
OpenAIはイーロンマスク氏ともつながりがあるんだよなぁと思うと今後どうなるのか注視したい。