アップル、ブロードコム製チップを自社製に切り替えへ-関係者
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QualcommではなくBroadcom。
Appleは、ずっと携帯通信のモデムチップの内製化というか、脱Qualcommをしようとして来た。Intelに4Gの後半では出していたが、5Gは無理で、再度Qualcommに。またIntelはあきらめて、モデムチップ部分をAppleが買収。
一方、Broadcom(というかAvago)は、買収で大きくなってきた会社。Broadcomは通信チップを手掛けていて、2016年にAvagoが買収したうえで社名をBroadcomに。2017年にはQualcommにも買収提案をしたがこれはとん挫。そして、最近は半導体ではなくソフトウェアの方に進んでおり、2018年にCAを、2019にSymantecの一部事業を買収。また昨年5月にはVMWare買収で合意(現在独禁法審査中)。
現在の売上は約330億ドル、特に半導体は約260億ドルで、Apple向け70億ドルが記事にあるように全社では2割、半導体では1/4を占める(VMWare合算後では売上460億ドルなので15%と、多少小さくなるが引き続き大きい)。
https://newspicks.com/news/7112325
とはいえ、あくまで見通し。上記のQualcommの話もそうだし、ほかにMac Proでは依然Intelを採用している。Mチップの電力効率は良いが、拡張性などでの対応ができていないなどが理由の模様。
あとは、通信系チップは知財なども絡む。そこも脱Qualcommできなかった要因の一つだったと思う。Wifiは5Gなどと比べると知財の複雑性は低いかもしれないが、今まで使ってきたのはそれなりの理由があるはずなわけで。
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