東大、早大でも…激増する“推薦入学者”「お荷物」から「一般入試より優秀」へ10年で評価激変のワケ
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学習塾の現場にいた時に推薦入試の出願書類の指導をしていました。出願書類を書きながら自分の思いや能力、今足りていないことを言語化するのは17,8歳の高校生にとって非常に大きな成長の場です。
一方一般入試の進路指導は模試を受けて偏差値でどこに行けそうなどと指導する場合が多いです。時には「先生決めて」とか「うちは経済的に厳しいから近場の国公立で」などという決め方があるのも事実です。
そういった進路の決め方で自ずとその後に差が出るのもあると思います。
注目のコメント
私が受験生だった1994年当時(歳がバレ…ww)当時、慶應SFCはAO入試で入った学生の成績を分析していたんですが、AO入試で入った学生のほうが一般入試で入った学生よりも大学に入ってからのパフォーマンスが高かったのです。(ちなみに私はAO入試の存在を知らず、一般入試で入学しました)
その理由は当時は「受験がゴールになっている一般入試生は、大学はいったら受験の憂さ晴らしでパーッと遊ぶが、AO入試は、大学に入って学びたいことをPRして入るので、そこからモチベーションアップしている」などでした。
これは一理あると思います。東大では増えていません。タイトルが間違っています。
推薦入学は定員の30分の1に過ぎず、その枠を増やす計画も現時点ではありません。
東大の場合、推薦で入りやすいのは「物理オリンピックで金メダル」といった異才で、多くの場合普通に試験を受けても通るはずです。この枠は地方の女子学生の応募を促す効果はありますが、枠を単純に増やすと大都市部の親の文化資本が高い層が通りやすい入試になってしまうため、従来通りの入試が続くはずです。そもそも大学名で仕事出来ないし。
ガクレキのないボクが言っても詮無いけれど、そもそも社会に出たら学歴ってそんなに関係ないと感じている。いやむしろ、学歴がジャマになってる人を見かけることも時々ある。
実社会で、あるいは仕事の現場で役立つ能力は、学歴以外の要素がとても大きいと思うのだけれど。
なので一発勝負の入試より、推薦入学、おおいにけっこうなのではないか。とも思うけど、今度はその推薦基準とは何なのだという話も出てきそうだ。
正解のない選択を、延々とやり続けるのが、また実社会であるからなぁ。