居場所はどこ、中高年のひきこもり61万人 交流の仕組みづくりに光
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そこに足を運ぶことが、カッコイイと思えるか。
それが意外と大きなポイントではないか。なので、公共ではなく、民間の商業施設ができれば、ビジネスとしても成立するはず。行き先のない、行くあてのない人たちが、丸一日ではなくともせめて半日、ローコストで過ごせる場を提供できれば、十分にビジネスとして成立するはずだ。
コメダ珈琲やイオンモールで長時間座り込んでる人を見るにつけ、そんなことを強く思う。そしてそこに必要なのは「人との交わり」だ。ただ単にコーヒーを飲むとか、本を読むというだけに止まらず、そこに集まる人たちが出会える場を作る。それができればビジネスになるはずだ。
だって、65歳になったボクも、そんな場所があれば足を運ぶだろうから。そう、費用はその人の経済状況によって選べるようにして1,000〜1万円くらいの幅で選べるようにすれば、なおよし。
これから潜在的市場が大きくなる、ココを狙った新ビジネス、誰か挑戦してみないか。絶対にブルーオーシャンの市場であり、有望なビジネスになるはずだ。2017年に、知人がレポートで紹介していたことで知った「シェア金沢」の事例。2014年、シェア金沢がグッドデザイン賞受賞で注目され、小松市から始まった取り組みが、金沢市、輪島市と他地域展開されていることをこの記事で知りました。「ごちゃまぜ」の地域再生というキーワードも素敵です。
”運営する社会福祉法人「佛子園(ぶっしえん)」(石川県)の雄谷(おおや)良成理事長(61)は、08年から石川県小松市の過疎の町にある廃寺を「ごちゃまぜ」の地域拠点にし、10年間で若者が定住や移住して55世帯から75世帯に増えた。14年には金沢市内に、学生寮も含めてごちゃまぜに住む「シェア金沢」を開設。そして輪島につながった。”
2014年グッドデザイン賞|福祉施設 Share金沢
https://www.g-mark.org/award/describe/41886
ごちゃまぜの力|社会福祉法人佛子園の先進的まちづくりから、インクルーシブ・マーケティング®を学ぶ(小橋一隆 2017)
https://www.yhmf.jp/as/.assets/vol_62_p28-35.pdfごちゃまぜの場所で生まれる地域活性化に注視したい。いろいろな世代の人としがらみなく交流する場所を作るようにすることは解決の第一歩。もちろんそれだけで解決はしないが、何かを始めないと何も解決はしない。