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神戸製鋼所のデータ改ざん、不正が「合理的」に続いた背景に日本企業の悪習

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    専修大学 商学部教授

    日本企業と欧米企業を比較して日本企業に不正が多いとの実証データはないと思いますが、日本企業と欧米企業には、企業統治(コーポレート・ガバナンス)が外向きに機能しているか否かといった大きな違いがあると思います。

    日本企業は継続関係をもとに共同体ないし家族(ファミリー)としての考え方が企業文化の基礎にあり、企業とメイン・バンクの関係や企業グループ(系列)を通じた排他的経営により培われてきました。

    従業員と企業との終身の関係(終身雇用制)については、企業が従業員一生の生活設計の役割を担う代わりに「極めて強い忠誠心」を生んできました。つまりは「企業のために」企業に損害を与える「芽を摘む」ことを従業員が率先してきたような気がします。しかし、これは場合によっては誤りです。

    企業が企業ファミリーのためにあるという考え方は、「企業の社会的責任(CSR)」の意味するところを考えると到底認められるはずはなく、当然ながら欧米では通用しません。そもそも日本を含め、企業の活動を規定する法律には、「一般株主」の代理人として公人の役割を担う「取締役」は、(企業ファミリーのためにではなく)株式市場・一般株主のために働くことが求められ、その職責を果たせないと解任させられるはずです。少なくとも大企業では、ほとんどの取締役が企業外部人材から選任されています。

    日本ではこれまで、「オリンパス事件」を地で行くような悪しき企業文化が蔓延っているだろうことも否定できません。この事件は、巨額の損失を歴代社長が申し送り粉飾決算をはたらき、10年以上の長期にわたって隠し続けていたところ、2011年に社長に指名された欧米人が「粉飾決算の外部公表」の動きをみせたところ解任されたというものでした。

    神戸製鋼所をはじめ多数企業の超長期にわたるデータ改ざんも、「組織を守るという錦の御旗」のもと、年功序列型人事制度において自分が可愛く、処世に長けた人であれば考えつくであろう「黙っていればそのうち担当が変わって逃れられる」「波風を立てたら損」といった動きが引き起こした体質的な事件だろうと分析しています。


  • 製造業 Marketing Manager

    人は弱い生き物だし、現場には常に余裕は無いのでコンプライアンスを守り切るためには従業員のみならず、経営陣に現場がコンプライアンスを破ることの責任が無くてはならない。
    つまり現場が不正に手を染めて仕舞えば経営陣含め退陣せざるを得ない、とそういうことである。トカゲの尻尾切りでは再発する。
    こうなると、経営陣は従業員を信頼し、定期的なケーススタディを通じた、わかりやすいコンプライアンス教育を徹底せざるを得ない。コンプライアンスを守らなければ企業は社会的信頼も顧客からの信頼も失い、永続性を失うということである。
    当たり前のことと言えば当たり前のことなのだが、これが出来ない経営者が多く、それは経営者が現場やそのプロセスに興味が無いから起こるのである。


  • むしろ、日本は真面目にやっているから不正が表に出てきたのではと思いますよ、よそは出てくることもないだけで

    多分、こんなのはどこの国でもやってるんですよ、何が日本企業の悪習なんだか?
    絶対やってる

    ダイアモンドオンラインの編集部だってどこかで悪いことの1つや2つはやってるでしょ
    出てこないだけで

    「うちは設立以来、真っ白な編集部です」とは言わせませんよ(笑

    ついでに私の後でコメントした人の「真面目じゃないから不正をするんです。」という意見ですが、
    何度も言いますが「真面目な人でも煩悩があるんですから何かしら不正はしますって」
    社員を全員インドの修行僧にしたって不正は起きると思いますよ(笑

    こういう記事を読んでると、カマトトかましてサルが他のサルの尻が赤いと笑ってるようにしか思えません


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