才能開花!インターナショナルスクールの実態
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今回、登壇させていただきました村田です。
インターナショナルスクールと聞くと外国人のお子さんが通う学校というイメージが多いと思います。
1990年代以降、東京都心部を中心に日本人のお子さんも通えるプリスクールが増えました。
英語で学べる幼児園として人気になり、2000年代以降、都心部から全国に増えました。
eduJUMP!編集部の独自統計では、全国に800園の英語で学べるプリスクールがあります。
同時に小中高の教育課程のあるインターナショナルスクールが全国に80校と増えてきました。
昨年9月に開校したハロウ安比校は、年間授業料が900万円と高額のため注目を集めました。
こうした背景には、小学校の英語の科目導入がプリスクールを後押し、インターナショナルスクールは、英語で探究的に学ぶことが人気になっています。
日本人生徒は、就学義務があり、義務教育との兼ね合いと母語の成長が代表的な課題です。
しかし、インターナショナルスクールが増加する背景は、世界的な動きもあります。
英国には、名門9校と呼ばれる「The Nine Schools」が海外に分校としてインターナショナルスクールをアジアを中心に人口が増加している国々に開校しています。
ハロウ安比校もその一校です。
英国の名門校が日本に開校したことで、高額な授業料が注目を集めましたが、海外の分校はほぼ同じ金額帯です。
これまでアジアに開校していた名門校が日本に開校し、インバウンド教育マーケットーが開発されました。
海外からの生徒と同時に日本人富裕層がラグジュアリースクールとして認識し、人気が出ています。
英国系のインターナショナルスクールは、国内では少なかったため、インバウンド教育とラグジュアリースクールとして人気が出てきました。
ラグジュアリースクールのマーケットは、日本では見落とされていた分野です。
従来、スイスや英国の全寮制の学校に預けていた家庭も全国で多くいます。
国内にラグジュアリースクールができたことで、年間学費の高価格帯が解き放たれました。
教育格差の可視化とも言え、賛否両論ありますが、世界でラグジュアリースクールが開校する中で、日本にこれまでなかったことも事実です。
インターナショナルスクールが果たしている学びと役割に注目が集まり、日本の教育にフィードバックがあれば良いと考えています。今回のテーマは「インターナショナルスクール」。最近は芸能人などだけでなく、周りでも子供の教育機関として検討する人たちが少しずつ増えてきた印象があります。
今回は現役インター生の川﨑レナさん、インター経営者でお子さんをインターに通わせた(途中で公立に変えた)経験をお持ちの中山貴美子さん、日本・世界のインター事情に詳しい村田学さんをゲストに迎え、インターの魅力だけでなく、落とし穴や注意点までオフレコ話を披露していただきます。
インター生が抱える意外な弱点とは?各国のスパイが潜入しているという噂の真実とは?是非ご笑覧ください!【2023/1/6 22:00〜配信】
日本にいながら英語で教育を受けられる「インターナショナルスクール」。日本ではこれまで小学生の98%が公立小学校に通っていましたが、今や7人に1人が不登校傾向にあると言われる中、インターナショナルスクールへの注目や期待が高まっています。そこで今回、現役インター生で「国際子ども平和賞」も受賞した川﨑レナ氏、スクール経営者であり我が子を通わせた経験もある中山貴美子氏、国際教育評論家の村田学氏をゲストに迎え、インターナショナルスクールの魅力や注意点、選び方を学びます。ここでしか聞けないオフレコ話を通じて「共創」を目指します!