ブランド価値は“顧客との共創”で、もっと広がる時代へ
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企業や事業者ではなく、まちとして価値創造マーケティングを実践しているのが気仙沼市です。「気仙沼クルーシップ」と呼ばれるまちのファンクラブを立ち上げ、クルー(会員)と共にまちのブランド価値の向上に成功しています。実際、コロナ禍でもクルーの声を商品化・サービス化に徹底的に活かすことで売上が伸びました。
https://crewship.net/
観光庁の実証事業以降、地域がCRMに取り組む事例が各地で増えて来ています。今後、まちや地域のファンクラブがベースとなり、価値共創マーケティングが拡がることに期待したいと思います。
https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001422660.pdfマーケティングの概念は曖昧だし、時代によって、人によって捉えどころは変わるだろうけど、間違いないのはそこに顧客が存在するということ。
企業は、顧客はどんな人か、顧客はどんな商品を求めているか、を考えまくって、新商品や新サービスを出してきたわけだが、考えてみるとそんなもの顧客に聞けば一番手っ取り早い。
簡単な話なのだけど、多くの企業がそれをやらないのだ。
都心の綺麗なオフィスで何時間もブレストしたり、調査会社を通じてアンケート調査してみたりするけど、所詮は間接的なものでしかない。
もちろん、直接顧客に聞いてみたとて、見えない未来にダイレクトな答えは出してくれないので、思考や妄想の領域は残るわけだけど、少なくともそのレベルは上がる。
マーケティングの世界は、色々とこねくり回されて、複雑になりがちだけど、原点に帰ってシンプルに考えるのが一番なのではないかと思う。マーケティング領域で、勢いを増している「価値共創」。
その概念や事例、実践の注意点を、丁寧に解説いただきました。
非常におもしろかったのは、「ハッシュタグは情報の宝庫」というお話。
記事には盛り込めなかったのですが、日本のInstagramユーザーはグローバル平均の5倍ハッシュタグ検索をするそうです。
タグのフォロー機能も日本発のアイデアだそう。
価値共創マーケティングの最大のポイントは「文脈価値」。
その探求に欠かせないソーシャルリスニングの方法にも触れているので、ぜひ活用して、自社ブランドや製品の価値を再発見してみてくださいね。