イオン銀行、マネックスと提携へ 投資信託30万口座移管
日本経済新聞
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これは時機を捉えた動きですね。イオン銀行は口座数700万超と小売系の銀行としてセブン銀行と双璧をなす存在であり、ユーザー層も小口で現実に資産形成に取り組む現役世代の主婦層が中心と思われ独自のポジションを占めています。
銀行預金のリスクマネー化をいかに図るかが「成長と分配の好循環」実現の鍵であり、その意味で政府の政策プランを具現化する提携と言えると思います。新生銀行との提携の目論見がSBIの横槍で実質的に頓挫する中、銀行機能の受け皿をイオン銀行に求めたということですね。
新生銀行のとき同様に、投資信託口座がマネックスに移管されます。そういえば、マネックスに移管された旧新生の投信口座や証券口座はどうなったんでしょう。。そのうち今度はSBIに移管?「イオン銀行は投信業務のシステム管理やバックオフィスをマネックス側に移管し、店舗でのコンサルティング業務などに注力する」これがこの取り組みの要諦。なんでもかんでも自社や自社グループの中に抱え込む従来型のアプローチは、顧客の利便性やニーズを第一に考えたら完全に時代遅れになったという事です。テクノロジーの進化で急速に広がったプラグイン金融(Embedded Finance)の技術が新しい座組みを可能にしています。技術の活用は、加速するものなので、2023年は、単なる「提携」を超えて、少し前には予想出来なかった動きがで出てくる年になりそうです。