【電博強制捜査】広告産業は「分散化」へ。GO三浦から3 つの提言
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注目のコメント
申し訳ないのですが、「世界を席巻するものをつくれるのは、エンジニアかクリエイターしかいない」というフレーズにはまったく共感できません。「金言」と評価するピッカーもいて、驚きました。
三浦さんは「電通が中期経営計画からクリエイターに対する記述を外している」という危機感から、このように尖ったフレーズを書かれているのだと思います。それは理解するのですが、非クリエイターを蔑むような書き方は、致命的な誤解を招きます。
「エンジニアかクリエイター」というのも定義が広いのですが、続く文章ではクリエイターへの言及になっています。
「BTSもスーパーマリオもルイ・ヴィトンもナイキも、最初はひとりのクリエイターの脳内から始まっている」というのは、その通りでしょう。しかし、脳内から始まったものをポンッと出せば、世界を席巻できるわけではありません。クリエイターは魔法使いではありません。
iPhoneやFacebookが世界的に成功したのは、アイデアが飛び抜けて優秀だったからではありません。似たようなアイデアを脳内で作り出した人はたくさんいました。それなのにジョブズやザッカーバーグが魔法使いのように見えるのは、それが成功したからです。生存者バイアスでそう見えるだけで、それは一面にすぎません。
だからこそ、クリエイターは非クリエイターをリスペクトしたほうがいいのです。尖ったアイデア一発で世界は変わりません。エンジニアも同じです。革新的な発明一発で、世界を変えられるわけではありません。ホンダの本田宗一郎と藤沢武夫を思い出してください。藤沢武夫は「エンジニア」や「クリエイター」でしょうか? 私の理解では、藤沢武夫はビジネスマンです。そして、世界を席巻するためにはビジネスマンが欠かせません。
どちらを強調してもいいのです。しかし、クリエイターがクリエイティブを強調すると、致命的な誤解を招くと思います。いかがでしょうか。2022年、皆さまお疲れ様でした。恒例の広告業界大予測です。
広告業界は、電通・博報堂・ADK主要三社に強制捜査が入る大混乱の事態。
現場の若手社員から中堅、大企業の経営層に至るまでみんながこの業界に不安を抱いている状況だと思います。
でも、そんな時だからこそ、未来を描く力が必要。そして、広告業界の人々はそれが得意なはず。渾身の思いを込めて、2022年の広告業界の総括と、2023年の展望を語りました。14000字の超ボリューム。
編集部とも話して例年は年明けですが、今年は年内にアウトプットすることに。一刻も早く読んで欲しい内容になってます。
広告業界に不安を抱いている人、興味がある人、そしてもちろん夢を持つ人も、全員読んでほしい。そして、疑問や感想、異論反論、なによりもあなたなりの見立てを、コメントやTwitterで発信してほしい。
それでは、お楽しみに。な、長い。読み応えは充分なんですが、pickしてコメントつけるには長すぎるので、せめて3話くらいに分けて欲しかった。たくさんコメントしたい点があるのですが、最低でも10個くらい言いたい笑
冒頭から電通とオリンピックの話です。
100%同意します。禿同です。
"そもそもオリンピックという超巨大事業を引き受けられる企業が、どれだけ存在するのか。"
記事に言及がなかった事で一点だけあるとすれば、JOCはみなし公務員ですし、日本の公金が入っていることが問題なんだと思います。世界的イベントで談合しようが何の問題もない。オリンピックを電通がまとめている事が問題なのではなく、みなし公務員と公金が談合にまみれていた、という点が問題。
その他のオリンピックやワールドカップで談合するのは勝手にやればいいと思います。逆に言えば税金のからむ世界的なイベントを日本でやるのはもう無理かもしれません。