JT、リクルートの海外展開、失敗事例に学ぶ
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連載を通して思ったのが、二社とも極めて現実的に見ていること。失敗は発生する、日本人で全てできるわけではない、経営人財・手法送り込み含めて出資比率や自分たちとのパワーバランスも考える。
国際化、MAに正解はなく、常に試行錯誤。特にその初期段階ならば、会社なりの型・経験者の型ができていないからなおのこと。
『国際化の初期段階や、その組み換えを行おうとする段階なのであれば、失敗を織り込み、さまざまなイニシアティブを同時並行的に行うことが重要ではないでしょうか。』PMIの秘訣は張り切り過ぎないことです。
教科書には、PMIは迅速に実施せよと書いてるが、ホントに買収先を理解してないと本来の力を削ぎかねない。経営陣、オペレーション、ITは極力、同じものを維持すべき。ただコンプライアンス系だけ留意かも。
上記をいじらない代わり、本業に集中させる。それでも想定外は起きます。買収完了前に立てた昔のシナリオが通用するほど事業は静的ではない。
そして、成果を求めるのは当然としても、現地の経営陣を信頼することが買収先のモチベーションアップに繋がる。特に買収直後はなんだかんだ買った先も不安なものです。これも人材キープと本業集中に繋がります。