東京圏から地方へ年1万人の移住目指す、「デジタル田園都市国家構想」総合戦略を閣議決定
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弊社の今年の取り組みの中で地域にDXセンターをいくつか開設しましたが、リモートワークが当たり前の世界となり、暮らす上ではなおウェルビーイングの豊かさを実現できるとなると、割と多くの方がUターンやIターンされました。
どこかで介護をする必要があるから、でもまだ首都圏に仕事があるからと考えていた方々も、いつかではなく今からふるさとに戻るですとか、子供の教育を考え首都圏にいたとなると、デジタルに学ぶ機会がイコールになれば、家族で地域へうつろうかなと考える人も出てきます。
移住のきっかけは、ワーケーションをやってみて家族で移り住むことのメリットを考えることからはじまる方もいらっしゃいます。
地域に雇用の機会が増え、人材育成の機会も益々増えると、この流れが更に拡大することを期待し、我々も更に地域DXセンターも拡大させていきたいと思っております。気持ちは分かります。
ただし、「地方で働きたい東京圏の人<東京で働きたい地方の人」という現実を変える具体的なアイデアがあるのか。
海が近い、自然が豊か…というが、海からも遠く、自然もたいしたことない地方はいっぱいある。むしろ東京の都心は公園も多く、下手な地方都市より緑が豊かだったりするし、少し足を延ばせばワーケーションに適した場所もある。
ここ数年の東京23区の人口流入は以下のようになっている。コロナ禍2021年は減少したが、足元ではまた増加しつつあります。
2019年:53307人
2020年:41386人
2021年:9611人
2022年:27037人
※各年の1-9月の数字
具体的に「何が魅力なのか」が見えてこないと、税金の無駄遣いになることが心配です。デジタルであれば地方も東京も関係ないはず!
結局は、
どこで誰とどんな景色を見たいか?
そして、その気持ちはどうして湧き上がるのか?
デジタルでは語れない
アナログな部分が大事だと思っています。
私は移住8年目です。