「M&A」が企業と経営者の“熱”をドライブする理由
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いまだに「M&A」というと、「外資のA社が国内のB社大型買収」とか、「大手C社の不採算事業をD社に譲渡する」といった、どちらかというと、ネガティブ起因からスタートするものと思ったりしますが、スマートメディアの成井さんや、USENの北川さんの話を聞くと、もっとポジティブなものだと認識できます。
譲渡側は資本の大きなグループで一緒になり、再成長を狙えますし、成就側は傘下にはいってもらうことでシナジーを最大化できる。売る方も、買う方も、経営者にとって「M&A」は、一般的な認識以上の選択肢になりえるのだと思います。特に北川さんがお話されたように、10年もすれば、必ずマーケットが成熟したり、ルールチェンジしたりするからこそ、「『したいか、したくないか』よりは、マストでやらないと、太刀打ちできない世界になる」日も近いかもしれません。この度はイベント登壇させて頂き、ありがとうございます。お伝えしたかったことは、M&Aをもっと身近に感じて頂き、最短距離で事業拡大を目指す。そして、一番大変な買収後の組織統合において、買う側買われやり側がお互いにリスペクトを持って信頼関係を構築し、そこに加えて、しかるべきインセンティブ設計が行われればM&Aは上手くいくと考えています。買収後のコミュニケーション不足やインセンティブがないことで、ロックアップ後に買われた経営者がすぐ辞めてしまうケースが一番の機会損失になります。
最近のM&Aの記事に共通するのは、M&Aが日本企業の生き残りの選択肢として記載されている事。過去の大手の再編同様に中小企業にも外部環境の変化が喫緊の課題であるという事を強く感じる。今までのイメージは一度捨てて新たに捉え直さないといけない。