【図解】世界最強の中央銀行「FRB」徹底観察
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「利上げをするとインフレが収まる」
経済通の方にとっては当たり前のこの一文ですが、
なぜ?誰が?どうやって?…
考えてみると意外と知らないことが多い「利上げ」について、ゼロから学べる記事を作りました。
円安にもインフレにも株にも直結する金融政策、知れば知るほど奥深く、おもしろい。。
点のニュースが線でつながっていくような、解像度が上がったような気がします。
今日はざっくり全体像をつかめる基礎編をどうぞ。いい特集。まずイラストがいい。
そして説明がわかりやすい。
思えば私が、投資の分野でのキャリアを始めたのは、
米国のFF(FedFund)トレーダーからでした。
当時は西海岸にいたので、朝早く起きて(3時くらい)、
朝から、夕方の締めの時間までの間に、めまぐるしくO/N(オーバーナイト)金利が動くので、その動きから鞘取りをしながら、締め時間にはきっちりFRBに預ける預金残高を残す仕事です。
それをしながら、金融市場の基本を学び、その後東海岸に移って本格的にキャリアを積み上げて、日本に戻ってきたのですが、まるでそのときの学びを振り返るような特集です。
当時は、まるでカオスな日常の中から自分で考え、人に聞いて、まるで職人の修行のように学んでいきましたが、こんなのがあったら悩みは少なかっただろうな、と思います。この連載の表紙にもなっているFRBの本部ビルは、第2次世界大戦の直前、フランクリン・ルーズベルト大統領の時代に完成しました。
今でもFOMCが開かれている美しいミーティングルームは、堅牢で気密性があり、開戦後に米英軍の作戦会議が2回、開かれたほどです。
当時はまさにベールに包まれていたFRBですが、今は盛んにさえずっています。だからこそ、「タカ」と「ハト」のバードウォッチングは面白い。なぜ、FRBがこんなにも話すようになったのか? あたりにも触れています。
松嶋デザイナー入魂のインフォグラフィックの「基礎編」です。