なぜAppleは「30兆円の巨額負債」を返済しないのか?
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他に大きい理由として、米国の税金の話がある。
めちゃくちゃざっくり説明すると、米国は、国外で稼いだ資金を国内に戻すと税金が発生する。なので、Appleのようなグローバル企業は
・そのまま海外に置いておく
・ただ財務体質は健全なので、有利子負債を発行して、自社株買いをする
・財務としては、負債もありながら、巨額の現預金や投資資産も持つ
という構造になりやすい。
この構造自体は、ずっと過大視されていて、一過性の軽減税率で、米国に戻して納税を促すようにしたりしたことがある。
最近あまり動向を追えていないが…
米アップル、レパトリで380億ドル納税見通し-2万人新規雇用へ(2018年1月)
https://newspicks.com/news/2758063
Share buybacks will rise 30% to $780 billion next year, says Goldman Sachs(2016年11月)
https://newspicks.com/news/1916902記事にあるように、早く返さないのは合理的ですが、アメリカでは利率が高くなっているので新規に借りるのは難しいですよね。
日本では、金利が低いのに借入しないのは不合理なはずなのですが、どうしちゃったんでしょうか。ここは、空気を読んでいる時ではないと思います。
加えて、米国株は、本当に再び上昇するでしょうか?株価が下がったのは期待と現実との乖離です。アメリカの潜在成長率は本当に高いのでしょうか?
https://www.dir.co.jp/report/column/20220905_010927.html
追記:
それから、高値が付いた都心のタワーマンションを買うのが果たして合理的か?私の周りのソフトウェアエンジニアは、東京や大阪の中心部に家を買ったりはしていません。関西圏でも山の方に住んでいたり四国に移住した人もいます。それから、そういえば、軽井沢に移住した人もいました。皆さん、子供もお持ちの様です。リモートワークをしやすい職種ではありますが、むしろ、これからの形態を先取りしているのでは?コロナでリモートで結構いけるということは皆、分かった訳ですし、コロナ明けでリアルのオフィスに戻っても、都心にオフィスを構えて高い家賃を払う理由はみつけづらくなってくるはず。ならば住む場所も都心である必要はないです。