【新】「解像度が高い人」が持っている4つの視点
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駆け出しの頃、ロジカルシンキングのトレーニングを受けたのを思い出します。ロジック立てて物事を考え、相手に効果的に伝えつことは、本当に大切な要素です。
そして、why?を問い続けることほど仕事が楽しくなる要素の一つではとつくづく思います。目の前にある情報をそのまま受け入れるのではなく、why?を周りへ聞いたり、自身で分析していくと、好奇心がさらに増していき、新たな発見が見つかり、それがビジネスの伸びしろにつながり、仕事もさらに楽しくなります。
以前勤めていた米系企業では、コンピテンシーの一つが、「好奇心」でした。最初はピンとこなかったのですが、果てしなくwhy?を問い続けるコーポレートカルチャーが浸透していて、想定以上の発見もあり、いかにwhy=好奇心が大事かを学んだものです。whyと思う好奇心は、成長に繋がりますね。なるほど。「深さ×広さ×構造×時間=解像度」なのですね。
花山薫の「体重×スピード×握力=破壊力」風に言えば。
学術論文のイントロダクション(緒言)で用いる論理構成に通じるものがあります。
・当該分野の背景を適切な広さで語る
・個別の課題に深堀りする
・その課題に対して、誰が何をやってきたのかを時系列で語る
・自分の研究の価値と紐づけて全体構成を完成させる
イントロダクションは論文の本質ではないのですが、論文ビギナーがとても苦労するパートで、論理力が試される部分でもあります。私も苦労してイントロを書けるようになったのですが、そのスキルを言語化してもらったという感じです。文章を書いて人に物事を伝達する機会が増えると文言の正確さ(解像度?)はある程度必然的に上がると感じています。
会議においてもしゃべりの勢いや雰囲気ではなく、議事録を取ったときに結論や提案が端的であり、選んでいる言葉に誤解がないか確認するだけで随分と明確になります。
一方で正確で誤解なくあろうとするがゆえに視野が狭くなるという弊害もあるかも知れません。
一般的にあまり認知されていない課題や意外な観点を言語化するためには読解力だけではなくて表現力も必要ですし普段から意識して言語化したり比喩を考えたりしておかないと咄嗟には出てきません。
SNSやNPでの日常的なコメントをする際に言葉の正確な意味を確認したり、良い例えや違う観点を獲得したりを意識することで
その辺が鍛えられるなと感じています。