【独占】最強の脱炭素ファンドが教える「10大投資先」
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おーLowercarbon Capital、最近いろいろお世話になってます。明日もスタンフォードまで講演に来てくれますね。チームの豊かすぎる個性がHPにミッションとして堂々と掲げるunf**k the planetの文言からも伺える中々ぶっ飛んだファンドですね。Antoraも面白いですが(ちなみに写真のブロックは恐らくアルミ製錬用の違うヤツです笑)、個人的にはここには載ってないLumen Energyも推しですね。まぁseedに特化しているVCならではの画期的なスタートアップがポートフォリオに多いのは間違いないです。
Capital-intensiveなClimate deep tech分野にはいわゆる“死の谷”が3つあり、一つ目と二つ目の谷=product developmentとmarket validationはLowercarbonの様な数多のseed/pre-A特化型Climate-tech VCや少額のGrantで乗り切れますが、最大の難所はdeployment(scaling)のステージ。特にgreen premium(環境には優しいが従来のメソッドよりランニングコストが高い)を抱えながら10億ドル規模の資金調達をどうやるか?が焦点で、この手の新鋭climate-techが今後later stageに達した際にcatalytic capital (短期リターンを求めないカネ)をどの様な形で工面するか?が最近のシリコンバレーのclimate-tech界隈のテーマでもあります。このインタビューは、個人的に胸アツでした。彼らは地球を救うこと=巨額のリターンを上げることだと、あえて毒舌気味に業界をひっぱってきた投資集団です。
創業者のクリス・サッカは、シリコンバレーの兆円企業を見つけ出してきた投資家であり、2018年に気候変動と戦うためのファンドを立ち上げたパイオニアでした。おそらくビル・ゲイツと同じくらい、有名なグリーン投資家です。
彼らはどうやって投資先を見つけるのか。なぜビジネスとして成立すると考えるのか。その哲学や、具体的な投資先についてインタビューをしてきました。インフレ抑制法の予算をめぐる争奪戦が起きています。米国ではいろいろなグリーンアイデアが生まれるでしょうね。
圧倒的な需要がそこにはあります。アイデアひとつでビッグマネーを手に入れられる。ワクワクするストーリーですね。日本にもこういうワクワクする政策がほしい。