“仕事ができる人”が描いている「脳内地図」とは何か?
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上司の頭の中を言語化すること、これはコンサルに限らず、部下として必要な能力でもあります。
私は上司(コンサルであればクライアント)は全体的な方針を出してくれれば良いと考えています。それを具体化するのは部下の役目です。
ただ、記事にもあるように、部下が何も考えずに上司の出した方針をそのまま具体化すると、上司がぼんやりイメージしているものと違う方向に向かってしまうのも事実。
なので、上司は曖昧な方針を出しつつも、記事で言うところのOBゾーンくらいは避けられるような指示を出す、部下はいきなり100%の提案を作るのではなく、早いうちから上司と話をして一緒に言語化して、随時修正しながら案を作っていくのがいいと思っています。
いわゆるアジャイルとか、プロトタイプとかの考え方です。フェアウェイ・OBゾーンと4象限で相手の頭の中を絞っていくような考え方はとてもわかりやすかったです。
仕事を与えられた時点で要件をしっかりと定義する。要件定義のために不明点を質問してしっかり解消する。30%くらいのアウトプットを相手に当てて、必要があれば方向修正する。徐々に完成度を高めていくことで相手の描いていたアウトプットを作成するということだと理解しました。内部統制の有効性の評価という仕事は、言語化能力の鍛錬になりますよ。
評価対象の業務に対して、
・どこにどんな固有リスクがあるのか
・その固有リスクは低減しなければならない程に高いのかどうか
・低減しなければならない場合、どんな内部統制があるべきか
・実際に導入されている内部統制の設計は妥当か
・実際に導入されている内部統制の運用は適切か
を、言葉にしなければなりませんからね。
このスキルがないと、例えば業務プロセスの見直しをする際に何をどう変えたら良いのかの判断が上手くいかないです。
AIやRPA、システムの導入でも同様です。