プロダクトマネジメントは「国造り」。Pocochaの急成長を支える哲学とフレームワーク
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プロダクトを作るとき、機能や個別または全体のUXの設計というところに自分達の視線や注目が行きがちですが、さらにその上位の部分、どういう世界を作るのかというところでプロダクトを捉えてようとしているところが素敵だなと思いました。
「ロングテール」のプラットフォーム、すなわち参加者が長期にわたって滞在する国家のような場所にするという思想。それを実現するための短期的な情報価値のあるいわゆるバズるようなものの量産を促す仕組みではなく、個々の参加者が注目され居心地を感じられる場所にするためのデザイン。とても筋が通っていると思いました。
注目のコメント
プラットフォームを運営するのは国造り、というのはなるほどでした。滞在時間が長ければ、それはもう居場所であり、コミュニティ、もっと大きくなれば国みたいなものですよね。
そして下記も共感。web3の流れが何となくしっくりきていないのですが、そうか、分散したからよいのかというと、そういうわけでなく、どんな国を作るかの責任の取り方が大事なんだなと。納得の取材記事でした。
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一方で、昨今ではWeb3の流れの中で、従来の株式会社を主体とする中央集権的なプラットフォーム運営を批判する考え方も出てきています。ですが重要なことは、責任を分散することではなく、責任をどう負うか? だと考えていて。ディー・エヌ・エーの決算説明資料でも目に留まるくらい急成長中のライブ配信アプリ「Pococha」。国造りのように考えながら、組織・プロダクトを作っている点は非常に面白いですね。
水田さんのnoteも面白かったです。
「メディア」ではないライブ配信をつくるーPocochaの設計思想
https://note.com/daisukemzt/n/ndad872e7f98d
Pocochaのロングテールプラットフォーム「戦略」のつくりかた〜施策設計編〜
https://note.com/daisukemzt/n/n69bf0ace3970「ロングテールPF FlyWheel」「プラットフォームマネジメントトライアングル」といった独自フレームワークを含めて、「国造り」と比喩するプラットフォームの醸成方法がとても参考になりました。
「ポコフォーラム」や「POCO PARK」といったユーザーとの双方向なコミュニケーションの場に多くの運営工数を掛けることでより多くのユーザーの貢献行動も集まり、プラットフォームとしての質や健全性が相乗効果で高まっているように思います。
ライバーや運営サイドに限らず「クリエイターエコノミー」「プロセスエコノミー」に参加できる環境が独自のプロダクトを形成しているのだと感じました。