東京の起業家も注目する「地域ビジネス」というフロンティア 伝統×挑戦で価値を生む、これからの地方ビジネスのあり方
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地方で伝統工芸を守りつつ、それまで当たり前の在り方だと考えられてきたしがらみにとらわれずに果敢に挑戦していっている方々のお話。
通常、伝統工芸業界はとても敷居が高くて、その業界で何年も下積みしないと関係者に話をまともに聞いてもらえないというイメージがありましたが、意外と「よそもの」でも伝統工芸の世界に足を踏み入れられるものなんですね!東京のクリエーターや起業家にも伝統工芸業界で新しいことにチャレンジ出来る可能性があるとのこと。
何か日本の地方のために行動したい、地域の良いところを残したい、とむずむずしているアイデアと行動力のある人たちにとって、思いを活かせる素晴らしいチャンスに恵まれた時代だなと思いました!登壇者が凄い!ヒリヒリするようなリアルな話で、ドキドキしながら読みました。僕も伝統産地のまちづくりに関わるような場面もあるので、こういった話はよく耳には挟みます。変化しなければ産地は終わることは、皆、分かっているのだけれど、「どう変化すると未来があるのか」、「その変化は自分たちにとって心地いいのか」、その辺りがボトルネックになるポイントだと思います。
伝統工芸は文化であるとともに商売でもあるので、稼ぎをよくするためにお金の流れを変える必要があるのですが、それがボトルネックになる。特に組合や卸にとっては自己否定になることがあるので、変化は痛みをどうしても伴います。商品に手を入れることで悪い流れを断ち切るという思考が先行するのですが、抜本的な解決に繋がらないことが多いです。特にお金の流れが付加価値を産まない構造になっている限りは、いくら商品を頑張っても変わらない。そういう意味では、産地変革は作り手ではなくて売り手が変わることだと思うんですよね。花火を事例にして、地元産業の振興についての記事ととらえました。
花火大会に有料席を設けて、花火師にお金が入る挑戦があったり、
職人のコンペがベテランにならないと参加できないのを、中堅にも門戸を広げて参加者を増やしたり。
事業継続という言葉ぴったりと思うし、今ある技術・知恵を残せる。
お金を生むアイディアをコンサルする起業家を嫌がるきらいもわからないではない。ですが、詐欺の様なお金だけ巻き上げるのではない、今回の事例はもっと出てきてほしい。面白い話題でワクワクする。
陶器など焼き物、工芸品の体験会も似たものだろうけどエンタメ化すると継続できることってあるんでしょうね。