パナソニック、においをデジタル化--メタバース時代見据え人工嗅覚センサ開発
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耳=マイク、目=カメラに次ぐ、鼻を作っておられるのね。面白い。それを人の匂いを嗅ぎ分けて個人認証に使うと。でもそうかなぁ。警察犬とかトリュフ犬とか香水ソムリエとか、違う道で活躍しそう。
視覚、聴覚との大きな違いは嗅覚は実際の分子が鼻腔内にあるレセプターに結合するという物理的な現象であるということ。成分を吸着させて識別するというセンサーの開発が必須なところが視覚や聴覚との違いだろう。(そういう意味ではそこに咀嚼というプロセスを経て吸着させ識別する味覚がその先の開発要素になる。)
一旦分子を識別した後の人工知能による処理は他のセンシングと大きな違いはないのではないか。そう考えると記事中で書かれた「感度の違いが一番大きい」というのはまさに、センシングの鍵になる部分だろう。センシング技術が高度化すれば今まで分離できなかった臭いが人や犬でなくても可能になる。
今後の開発は特定の臭いにフォーカスしてそれを検知・識別するアプリケーション開発へと特化していくだろう。基盤技術を一度作り上げてしまえば、あとはそれぞれのターゲットにあった開発へとシフトする。センサーの小型化までとなるとあと十年単位かもしれないが、視覚(画像)、聴覚(音声)の後、嗅覚(臭い物資)の検出とAI解析の時代はすぐそこまで来ていそうだ。すごいですねぇー。
匂いのデジタル化なんて、無理無理と手をつけることさえ考えられなかったけど、一定のレベルで成果まで出しているとは、さすがパナソニックさん。
人間を始めとする生物の生態を模する研究開発、学問は夢があって大好きです笑。これが実現すると、バーチャルリアリティが、よりリアリティを増すこと間違いないですね。