カルディの試飲コーヒーに隠された「おもてなし」だけじゃない凄い効果
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単にデモンストレーション販売が顧客に返報の意識を植え付けるので売り上げ向上に繋がるという経営学(心理学?)的なお話だけではなく…
カフェイン入りコーヒーを飲んだ買い物客は、他の顧客に比べて購入点数・支出点数共に増加傾向を持ち、また実用的商品(台所用品、衣服、カーテンなど)よりも情緒的な商品(ベッド・バス用品、キャンドル、観賞用人工植物など)を多く購入するといった、カフェインの効果に関する科学的根拠に裏付けられた戦略であると知り興味深く感じました。
色々な分野の学術研究が掛け合わさって何かが生み出されるお話は読んでいて面白いなと感じます。
注目のコメント
記事も面白いですが、コメント欄も興味深いですね。特に、薬剤師の内田さんの「カフェインが体内に摂取されてから効果が発現するまで30〜60分。皆さんはこんなに長く一つ(カルディ)の店舗に滞在しますか?」という指摘は、良いところをついていますね。
であれば、滞在時間が長めなIKEAやCostcoで導入したら(入り口で熱々のコーヒーを配ったら)どうなるのか、是非試してみて欲しいです。ここで重要なのは買い物の「後」に飲んでもらうのではなく、買い物の「前」に飲んでもらうことである。
最後にサラッと書いてましたけど、めっちゃ重要ですよ。
それっぽいエビデンスをもとに紹介してるので、
「とりあえずカフェイン飲ませて興奮させたら儲かる!」
となってしまうかもしれませんが、そんなことはありません。
カフェインが体内に摂取されてから効果が発現するまで30〜60分。
皆さんはこんなに長く一つの店舗に滞在しますか?
デパート形式であればデパート全体としての収益はあがるかもしれませんが、本当にカフェインが要素の一つだったのかは確かめづらいです。
まずはコーヒーを飲んでもらい、その後もいかにお店に関心をもってもらうか。
ここが重要ですね。思い当たる節はあります。
私は単純にコーヒーを飲むとホッとするのと、一気に飲む性質のものではないので、飲み終わるまでゆっくりと店内を見ようという気持ちになり、滞在時間が増えるとともに、気づいたら商品を手に取ってあらたな発見を楽しんでいたという。。
なるほど、落ち着くと思っていましたが、実は興奮している側面もあるのかもしれないですね。
新規事業のリアルな顧客の声集めにも応用できそう!面白いです!