巨艦イオン、GMS苦戦を立て直せず | 企業戦略 | 東洋経済オンライン
コメント
注目のコメント
前にも言ったが、ここまで流通社会を変えてきたイオン、何が何でも地域に愛され地域社会の発展に貢献する覚悟を持って出店してほしい。稼ぐだけ稼いで、地元商店街を荒らすだけ荒らして、簡単に撤退はやっちゃ駄目。死にものぐるいで地域社会に密着してほしい。
(以下は、businessjournalから抜粋)
イオンモールの約70%は、25年までに人口が5%以上減る地域に立地しており、そうした地域は高齢化も著しい。 〜略〜「イオン栄えて、街も栄える」という構図を前提に、すべての関係者が「共創」することにより、日本の流通、そして社会が生まれ変わる。
madjapgagさんのコメントが、とても参考になり、必見!
ビジネスとして見たときには完全に同意。一方、消費者という観点では、規模が小さいゆえにコストが高い(ただ海外で買い物すると、安いものはもっとあるが、値段とクオリティのバランスで日本は秀逸だと思うので、コストが高いというのは少し抵抗感がある)側面はあっても、逆に多様性があるとも言える。
あとPBに関して、生産はNBメーカーがやっている。PB製造するためには、複数あるラインの一つや、一定期間を、PB向けにするのが一般的。GMS側としては売り切る力が重要で、だから規模が重要。規模が少ないと、その規模で売り切れる品数しか開発できず、規模が大きいと多様な品ぞろえができる側面もある。人件費の削減で利益を絞り出す経営手法もすでに限界。現場は疲弊し、7時のオープンに対応した人員配置もいまだに出来ていない店舗が多い。当然7時の段階では昨日の残り物が陳列されている程度で、買い物が出来る状況ではない。更には、在庫を絞り込んでいる悪影響で欠品が目立ち、明らかに機会ロスを起こしている。このように現在のイオンは、売上げが上がらない仕組みが出来上がってしまっている。構造上の問題で根は深い。