Zoom創業者、壮絶ハードシングスの先に見た「未来」とは
コメント
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PMFに集中するというプロダクト開発の基本をちゃんとやられていたんだな。ということを感じてくれる内容でした。
いろいろなサービスがあれど、やっぱりZOOMのパフォーマンスを超えるビデオ会議システムはないと思います。
最初の5年間、私たちは意図的にマーケティングチームをつくりませんでした。
その代わり、製品を開発する自分たち自身が、直接お客さまの声を聞くことにしました。自分たちの製品がちゃんと機能するのかだけを見て、エクスペリエンスの改善に集中したんです。
幸い、Zoomは法人の顧客から、たくさんの改善要望やフィードバックを受け取っていました。でも、お客さまが希望する機能をすべて製品に盛り込むことはできません。優先順位をつける必要があります。
そこで私たちは、一歩引いて考えました。知りたいのは「どんな機能が欲しいか」ではなく「なぜ、その機能が欲しいのか」でした。
注目のコメント
修羅場をくぐり抜けた人は自信に溢れて優しくなるのかもしれない。起業家精神ってこういうものかと感じられる、Ericさんの熱がZoom越しに伝播してくるような講演でした。まさにCHANGE to HOPE。疲れたときに読み返す保存版として構成しました。
NewsPicksが丸の内をジャックしたイベント全25セッションのアーカイブ動画は、記事末のサイトよりご覧いただけます(配信期間は12/14まで)。無料キャンペーン中なのでこの機会にぜひ。当日ライブで観覧された方がいらっしゃったら、感想をコメントいただけるとうれしいです。当日のインタビューを担当しました。印象的だったのは、エリックさんの優しくて謙虚な姿勢。
インタビュー中も、「すごく良い質問だね!」との言葉をかけながら、非常に物腰柔らかくお話してくださいました。言葉にすると陳腐なのですが、エリックさんの懐の深さがひしひしと伝わってくる45分間でした。
またお話を伺う前は、こんなにも大きな成功を収めた背景には、緻密な戦略があったに違いないと考えて、質問を練っていました。ですがいざ聞いてみると、zoomの成功要因はシンプルに「お客さまをハッピーにすることだけを考えたこと」だと。
このシンプルすぎる回答には驚きましたが、zoomの使い心地の良さを振り返ると妙に納得しました。ただ真摯にユーザーの方を向いて開発すれば、結果はついてくる。まさにそんな希望を感じられるセッションでした!ぜひ読んでいただけると嬉しいです。示唆に富んだ素晴らしい記事でした。
"「このマーケットに、新規参入する余地はない」「君がなにか別のことをするなら、投資に見合うかチェックしてあげるよ」って。"
それにしても、業界の知見や深いユーザー理解のないVCの無邪気でトンチンカンなコメントって無責任極まりないですね。このフィードバックを受けても頑固に立ち向かったエリックさんは本当にスゴい。
VCやアドバイザーの発言によって市場が起こらなかった可能性があると思うと、この役割の人は自分の言葉に責任を持たないと、って思いました。「興味ない」というのは自由だけど、参入の余地がないとかマーケットがないとか、余程知識があり自信があるという訳でない限り、下手なコメントはイノベーションを殺しかねないと思いました。