メタ、9日に人員削減開始 ザッカーバーグ氏が幹部に伝達＝ＷＳＪ
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メタやTwitterの人員削減におびえる必要はないと思います。
これらの会社は、スタートアップから成長を続け、次の段階(新たな成長を模索する段階)に入った、と理解すべきです。したがって、これは人員削減という暗いイメージの言葉で語られるべきではなく、人員の最適化という言葉で語られるべき現象です。企業の成長には様々な段階があり、言い方は乱暴かも知れませんが、ある程度質に目をつぶってもリソースをどんどん投入することに意味のある段階は、ずっと続くわけではありません。日本では、これまでその段階が変わっても惰性で人員を集め続ける会社が多く、結果としてその企業が疲弊し、社内失業者のような層を抱えて、成長投資が出来なくなり、活力を失ってしまうというケースが多かったように思います。その一因は、終身雇用を前提とした雇用法制や慣行にあるのではないか？だから日本でも、リ・スキリングやIT技術習得の職業訓練などが社会の重要テーマになっているのだと、私は考えています。メタやTwitterの人員削減は、この世の終わりの兆しではありません。人的リソースにハングリーな次のスタートアップへの人の流れを作る社会の動きの最初の一歩だと考えて、そこに適切な手を打つ発想が、結果としては健全な企業行動や政策につながるはずだ、と私は思います。ここ数週間で明確にセンチメントが一段と悪くなりました。Linkedinのタイムラインはレイオフの投稿で溢れています。身近な同級生などでも影響を受ける人がチラホラ出ています。
まあ景気変動はシクリカルなものだから、と片付ければそうですが、ここ10年以上、好景気しか知らなかったテック業界の人達にとっては、このダウントレンドの不安はかなり大きいです。
もうテックプレミアムは無くなったのではないか、という声も出て来ており、これからは今までのような報酬は期待出来ないとすると、気候変動系とかに人材が流れるかもしれません。世界金融危機のあとに、金融系の人材が多くテックに流れたように。そしてまた新しいバブルが作られるはずです。#マーク・#ザッカーバーグ は9日の従業員に「多くの人々はこれが永続的な伸びになり、コロナ禍が終わっても続くだろうと予想した。私もそう思い、投資を大幅に増やす決断をした。残念なことに、私の予想通りの展開にはならなかった」と伝えた。
#アマゾン、#ペロトン の動きもそうですが、#コロナ中、#コロナ後 の動きは、どの会社も読めません。
