【直撃】メルカリのクレカ参入、本当の狙いを聞いてみた
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コード決済やiD決済という支払の選択肢を既に持っていたメルペイ。クレジットカードの提供開始は、その選択肢を増加させることと、決済単価を上げることだと理解しています。
それに加えて、メルカリ経済圏の未来に向けての準備であるも推察します。
今20代より上の年齢の方は、クレジットカードは金融機関やデパートなどが発行するカードを作るのが当たり前ですが、
メルカリの存在が当たり前の10代などからすれば、メルカリの方が身近にあると思います。
UIに厳しい彼らは、楽天よりもメルカリを好むでしょう。
彼らと強いタッチポイントがあるメルカリは、今後5年10年ほどでメルカリ経済圏を作りあげていくにあたって既に有利な状態にあります。クレジットカードカードも用意しておくことで、彼らにとって全てが完結する経済圏を作ることができ、よりなくてはならないインフラになることができるのではないでしょうか。
注目のコメント
クレカは「ナンバーレス」へ──
と、今回そう思いました。カードそのものに、番号の記載がないカードで、番号を他社に知られるリスクが一気に減ります。
4年前に、中国出張をした際、スキミングの疑いでカードが利用停止になりました。思い起こすのは、上海空港のスタバで、唯一クレカを使いました。確かに、店員さんが怪しい動きをしていたので、私自身も気にしていましたが...名のある空港とチェーンでも起こるのかと学びになりました
さてさて、クレカもスマホ決済も、選択肢が多すぎる中で、メルカリならではの強みを生かせるか。
私自身もクレカをいくつか使い分けているのですが、2つあれば十分。こうした飽和市場をひっくり返すのも、最近の破壊的イノベーションの特徴かと思います。
もちろん、クレカによる多重負債のリスクなども踏まえつつ、本当にメルカードが、お金の信用や使い方を変えられるのか、だと思います。
さて今回は、なぜメルカリは今になってクレジットカードなのか。
そして、暗号資産の取り扱い開始。
リアルの財とNFTを含めたデジタルの財が融合した世界を、メルカリはどのように描くのか。その展望を探ります。楽天のあれだけ派手な販促と比較すると非常に地味な感じをうけます。経済圏の中では大丈夫なのでしょうが。
むしろ暗号資産がらみの方が気になります。NFTのマーケットプラットフォーム化はもちろん、暗号資産のメルカリ取引への導入は、本当の実現・収益化まではリスクもありまだまだ先が長いのでしょうが、先行していこうという意気込みが感じられます。メルカリの利用実績にもとづく与信が肝です。メルカリの利用者にとって利便性の高いカードになります。メルカリ本体の売上にも寄与するカードになるでしょう。
NCBではこういう見方をしています。
https://www.ncblibrary.com/posts/104822