共通テスト新科目「情報I」を配点0 国立大の予告に識者「世界からのデジタル化の遅れが発生」
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情報Ⅰはすでに高校1年で授業が始まっています。内容は、社会人ならわかるかなという内容。知っておいて損はないことばかりですが、これの配点が0点になったからといって、デジタル化の遅れがうんぬんというのは、あまりにも飛躍しすぎ。タイトルのミスリード。記事では、情報の内容は、基本的なことばかりで、こんなことがテストになるならラッキーと思えない人たちがいるということが、世界からデジタル化が遅れている原因といっています。0点でもいんじゃないか、点数つくならラッキーでしょ?ってこと。ちなみに現在の共通テストにも、簿記・会計と、情報関係基礎という科目があります。普通科の生徒がこれらを使って国立大学を受験することは一般的ではありません。
英語の4技能検査が共通テストではじまる、記述とマークの2種類行うなど、さまざまな迷走をしてきたわけですが、定まらない試験制度そのものに対して、配点でコントロールし、独自のほしい人材を明確にしていくことは、何ら問題ないかのように思います。もっと受験方法にも、大学の中身にも独自性をもって、生徒が自分の個性に合わせて大学を選択する時代になることのほうが、ゆくゆくは発展につながるのではないでしょうか。推薦制度の充実がすすんでいますが、一般試験であったとしても、各大学の独自性を打ち出すことがわるいとは思いません。
情報という科目が高校で必須科目になるのには意味があるでしょうし、受験で必要ないからとか、0点だからという理由で高校が科目を軽視するなら、それこそ問題です。
・情報を科目化して、普通科でも教えること
・それを大学が指標とするかは任されること
というのは、どちらもよいことかなと思います。
注目のコメント
・そもそもペーパーで測れるくいの情報の力を高校時代に身につけたところで何になる?
・科目増やすなら何か減らすべきじゃない?
・国立大学の足並み揃ってないので、翻弄される高校現場はいい迷惑。