《内部資料入手》NHKがコンサル企業に“受信料49億円”を注ぎ込んでいた!
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これらの案件は、本来は経営企画部門や営業企画部門が担うべきもので、社員の企画能力がないから外部に丸投げしてると言えますが、このような状況は、ほぼどこの大企業でも同じです。つまり、DXやシステム化を考えられる優秀な人がそれだけ足りない。
システム人材不足は深刻化しており、システム会社ですら引き合いに応えられる要員が充足できていない。よって、案件を選り好みせざるを得ない。おそらく、放送会社のDX化のような目的があいまいで抽象的な案件は、うちの会社だったら断ります。
コンサルに丸投げする会社の典型的や特徴は、各部署間の縦割り意識が強く、会社横断のプロジェクトを自分たちで推進できない、これに尽きます。往々にして、古い伝統的な会社はすべて当てはまります。
新卒社員のパイが毎年減るなか、人の問題は相当深刻だと思いますよ。
注目のコメント
大企業のコンサル依存が進んでいると感じます。コンサルのお墨付きを得ないと業務改革を前に進められないという「空気」があるのかな、と。コンサルはAIと同じで、ひとつの課題には応えてくれますが、根本的な課題解決は苦手です。経営はアートにたとえられますが、AIがゼロから絵を描けないのと同じだと思います。
それと、とりわけDX案件はどんどんコンサルに投げるようになっていますよね。専門性がなく、判断できないからだと思いますが、発注者に専門性がなければ、コンサルが中身のある改善策をもってきているかも判断できません。人任せではダメです。これは優れたアートコレクターは、自身が高い審美眼をもっているのと同じでしょう。カネに任せて買うだけでは、よいコレクションは作れません。さすがの文春砲です。「NHKにコンサルは不要」とまでは言いませんが、この金額と使途を受信料の支払いを義務付けられている視聴者、国民が納得するように説明できなければいけません。NHKプラスのディープユーザーであり、NHKにはリスペクトの気持ちが強い私ですが、この金額は納得してできません。それにしても、よくぞこれほどの一流コンサルをそろえたものです。サッカーなら、さしずめかつてのレアル・マドリード、今ならパリ.サンジェルマンというところでしょうか。金に糸目はつけないと宣言しているようです。