京セラ、円安の増収効果1030億円 物価高に「昇給考えないと」
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一部の人では有名な京セラの経営理念、
「全従業員の物心両面の幸福を追求」が最初にきます。
https://www.kyocera.co.jp/company/summary/philosophy.html
この経営理念に沿った行動となると、
利益を全従業員へ分配するという考えになるように思われます。円安になると、国内生産で輸出が伸びる。
キャノンのように海外生産を見直して、工場を国内に戻す動きも出てくる。
昔の円安時代に日本のメーカーが強かった時代への原点回帰ですね。
為替の中長期的な動向や生産地の賃金コストの上昇、仕向地としての見通しなどを踏まえて、どこでものを作り、どこへ輸出するのか?この選択により、得する企業と損する企業が出てくるのは仕方ない。
私が大学時代に何度も読み返した本があります。
昭和の高度経済成長の立役者となった有名企業(ほぼメーカー)の創業者たちの伝記です。
松下幸之助さん、本田宗一郎さん、井深大さん、盛田昭夫さんと言った世界をリードするプロダクトとブランドを作り上げた偉人たち。
他にはシャープの早川徳次さん、セコムの飯田亮さん、そして、本記事の稲盛和夫さんなど、10名以上の伝記が収められていました。
当時の名だたる名経営者の多くは日本が得意としていたモノづくりのメーカーです。
この伝記集を読んで、私も自然とメーカー志向に。
祖父が財閥系の総合商社、父親も同じ財閥系の保険会社だったこともあり、自分は違う道を歩みたいと思っていた。
その時に出会ったのがその伝記集です。
松下さん、本田さん、盛田さんは私にとってヒーローでしたし、稲盛さんも好きな経営者でした。
就活は脇目も振らず、メーカー路線。
あれから40年経ったいまでも、根っ子の部分は変わらないかも笑
↓の日本の名経営者ランキング20が面白い。
評価の仕方は人それぞれだとは思いますが、1位が渋沢翁なのは納得。
https://www.best-business.jp
永守さんもランキング入りしてますが、私はどうしても好きになれない。モノづくりに対する思いが見えてこない、人を大切に扱っているとは思えないから。
M&A、再建屋なので仕方ないのかもしれないが、私が伝記集で出会った人たちとはちょっと違うのです。ドラスティックな手法はセコムの飯田さんがやや近いか?セコムはメーカーではないですが。