【世界共通】メンタルをむしばむ「孤独」のはなし
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アメリカのメンタルヘルスの王道・神経科学者兼精神科医の権威による、メンタルヘルスの真髄に迫る記事、ウェルビーイング領域に投資をする者としても、勉強になります。
Insel氏が、これまでご自身が活躍されてきたフィールドーこれまでの医療制度や研究対象、薬物療法の課題を語ってくださっていることはとても貴重です。「孤独」など、より社会的な側面を敢えて強調され、people, place, purposeと言う社会的な対処策を語られていますね。
コロナを経て、メンタルヘルスは本当に注目されるようにになり、多様な検証が進捗している様に思います。特により包括的なホリスティックなアプローチー社会性、食などとの繋がり、などなども少しずつ深まっていることも、前向きに捉えられると思います。
また、定性的なコメントですが、彼の著書が「Healing(癒されること)」であることにも共感します。これまでのメンタルヘルスは「治療」や「対処」と言う観点だったと思いますが、「癒える」ことに焦点があたることはより本質的・抜本的なのではないか。
注目のコメント
情報が増えることが、逆に問題を悪化させているのかなと感じます。10の良い情報よりも1の悪い情報にとらわれがちな私たちは、玉石混交の情報に左右され、更に玉石混交のカウンセラーや治療に頼ってさらに悪化することになっているのではないだろうかと。
それにしても、健康とは「愛することと働くこと」は全くそうだなと思いました。メンタルの病気は、他の分野の病気に比べて有効な治療法が少ないのでは。
そんな漠然と感じていた疑問を、エズラ・クラインさんがアメリカの精神科医のドンにぶつけてくれました。
正直なところ、もう少し議論を深めてほしかった部分はありますが、孤独についての考察など、ハッとするくだりがたくさんありました。
どんな治療がエビデンスに基づいているのか。これを見分けるための知識や情報は、もっと社会で広く共有されるべきだと思います。
極端な例かもしれませんが、このように多くの専門家が疑問を呈するような治療を行うクリニックもあるわけで、この分野の情報整理は重要な課題です。
https://newspicks.com/news/7658029/body/?ref=search
(【ルポ】増殖する「発達障害ビジネス」を徹底調査する)アメリカでは約11分に1人が自殺、精神疾患を持つ人は20人に1人程度、という数字に驚きました。社会全体が病んでいる。
摂食障害の原因のひとつがソーシャルメディア。コロナパンデミックでソーシャルメディアに接触する時間が増えたことだそうです。
メンタルヘルスを正常に保つためには、薬に依存するよりも、環境を変えることのほうが効果があるかもしれません。