「マイル」が現金代わりに使用可能へ ANA ポイント事業を強化
NHKニュース
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ANAは、コロナ禍のどん底で、生き残って行くための様々な手を打ってきました。
「フライトが止まる→マイレージが新たに生まれない→マイレージを使ってフライト予約も出来ない→既存のマイレージも失効→3,800万人のマイレージ会員の基盤も溶けていく」という航空会社にとって地獄のような環境のなかで、最初はマイレージで機内食のレトルトカレーを買ってもらったりしていましたが、相対的に所得も知的水準が高いマイレージ会員に向けて、資産運用サービスをリリースしたり、それまで検討すらしなかった新しい取り組みをスピード感を持って実行してきた、という経緯があります。
今回の動きも、急に思いついたものではなく、2020年〜2021年にかけての本業の最悪期にブレストした中から生まれ、具体化したものの一つだと私は直感しています。それは浮ついた「経済圏」などのようなものではなく、彼らの「生存戦略」で、他にも、さまざまな取り組みがこれから形になって出てくるはずです。
すでにリリースした資産運用サービス"Wealth Wing"
https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/anaww/すでに経済圏を作っている航空会社のマイレージを一つのトークンと考えれば、web3との相性は良さそうです。
航空会社の新規事業はそちらの方に舵を切られると面白い気がします。マイルを貯めている人は、数千マイルで国内線の航空券と交換できるといった高い交換率を目当てとしていることが多いのではないでしょうか。
マイルを現金に交換して使いたい人がどの程度いるのか疑問に思いました。