営業秘密持ち出しに懲役2年求刑 楽天モバイル元社員
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争点となったのは、「秘密管理性」。やはりここが争点になりましたね。
不正競争防止法違反では、企業が不正に秘密情報を持ち出される被害にあった際に、民事・刑事上の措置をとることができますが、そのためには、秘密情報が不正競争防止法上の「営業秘密」として管理されていることが必要です。
今回の争点となった「秘密管理性」ですが、具体例としては、パスワード管理や資料に「社外秘」と印字する等で、従業員に対して「秘密情報」であると認識させることが必要となります。
「秘密管理性」の要件を満たすには、コストや運用面での負担がかかりますが、コストを掛けてこそ、その保護を受けられるともいえます。守秘したい情報がある場合には、「秘密管理性」について、改めて確認してみてもよいかもしれません。
注目のコメント
表に出る情報が少ないけど、SoftBankの主張どおり価値がある情報なのか、という所が焦点になるのかな。
SoftBankが圧倒的に有利かは分からないかも。
ローミングも損害額に入っているので、KDDIも巻き込まれるのだろうか。
『ソフトバンク「1000億円」訴訟の現在地 楽天モバイル提訴から1年、最終目的地はどこに - 弁護士ドットコム -』
https://www.bengo4.com/c_18/n_14451/>弁護側は、「被告にファイルが厳格に管理されているとの認識はなかった」と主張した。
この抗弁は違和感。
仮に資料にconfidentialとか書いてなかったとしても、社内データを社外に持ち出すって、普通にやらない。
厳格な管理かどうかかポイントではないと思うけど、弁護する側からするとそれしか言いようが無いのかな?楽天モバイル側がソフトバンクから機密情報持ち出すことを条件に採用していたはずなので、本人はもちろんアウトですが、そういう採用手法も企業としてやっちゃいけないのでガバナンスが問われて然るべき…