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打ち上げ失敗原因は姿勢制御装置 イプシロン6号機、JAXA報告

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    NASA Jet Propulsion Laboratory 技術者・作家

    機械的な故障とは。一定確率で起きるものだから単に運が悪かったという可能性もありますが、信頼性管理の問題だった可能性もあります。いづれにしてもV&Vはやり直しでしょう。

    誰より悔しいのはロケットやペイロードに携わったエンジニアの方たちだと思います。負けずにここから立ち上がって、もっと良いロケットを作って下さい!!!

    一方で、日本の宇宙開発全体の立場から見れば、、、。この機会にイプシロンというロケットの存在意義を議論すべきかもしれません。イプシロンはSSOに590kgの運搬能力でおよそ30億円。現在の打ち上げ市場ではかなりの割高です。一方、もうすぐ完成するはずのH3ロケットは、宣伝通りのコストとスペックなら最もベーシックなタイプでSSOに4000 kgで50億円。(以上、Wikipediaより)。つまり7倍運べてお値段2倍以下です。国際的にも十分競争力のあるコストでしょう。一方、ローエンドからは民間企業のスペースワンが迫っています。そこへきての、この失敗。信頼性にも傷がついてしまいました。成功率95%に戻すにはあと14回連続成功する必要がありますが、イプシロンの打ち上げペースは1年半に1機です。

    もしJAXAが営利企業だったら、イプシロンは廃止して開発資源をH3に集中するという経営判断をしていたかもしれません。

    もちろんJAXAは営利企業ではありませんし、そうなってはいけません。儲からなくてもやるべきことが人類にはある。それをやるのが国営機関の役割。科学探査はまさにそれです。一方、商売になることは民間にやってもらうべきです。打ち上げロケットに関していえば、その役割は輸送です。輸送ならば、安全・正確に安いキロ単価を運べればそれでいい。もはやロケットは民間マターのように思います。

    H3の開発は遅れており、コストも宣伝通りになるかはまだわかりません。とはいえイプシロンも税金でファイナンスされているプロジェクトです。ひとたびH3が軌道に乗ったら、はたしてイプシロンを国の予算で継続する価値が日本にとってあるのか、戦略的な視点で考え直すとともに、継続するならばその理由を国民にクリアに説明しなくてはいけないと僕は思います。

    追記 開かなかったのは打ち上げ時に推進剤を遮断しておく弁だったとこのと。ならば弁を2個並列につけておいて冗長系にしておけば防げたトラブルですね。


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    Interstellar Technologies K.K. Founder

    2段目の姿勢制御用ヒドラジン1液式RCSバルブの故障のようですね。三菱重工長崎造船所製のようです。かつては海外製の実績あるものを使ってたとの話。国産化してローコスト化するという流れだったのかな。スペースワンとかH3では使われてないのかな?使われてたとしても元のに戻せばいいって判断なのかな。イプシロンの改良型イプシロンSはそうしてくるのかな。
    固体燃料ロケットシステムは国家安全保障上必要だとして、日産がルノー傘下になるときにIHIに移管されましたし、M-Vの後継機も危ぶまれましたがイプシロンが作られました。スペースワンや自衛隊のミサイルと推薬部分は大きさが違うだけでほぼ同じ作り方なので、その技術継承のためにも打ち上げは続くでしょう。
    ISASは大気圏再突入技術も有してますから、既に20%まで濃縮が許されているプルトニウムをさらに濃縮して核爆弾を作れれば、(核実験は必要ですが)いつでも即応式で打てる核ミサイル保有国に短時間でなれるというのもありますね。


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    東京大学 大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 教授

    今日あった文部科学省 科学技術・学術審議会 研究計画・評価分科会 宇宙開発利用部会 調査・安全小委員会の資料
    https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/content/221018-mxt_uchukai01-000025514_1.pdf
    によると,スピンモータやアビオの異常ではなく,以下で考えた原因のうちの3番目に相当.
    https://newspicks.com/news/7674839?ref=user_2112738
    2段RCS(Reaction Control System)に異常があったとのこと.資料12ページのRCSの片側(#1,#2,#3)が機能していなかった.2段燃焼中はTVC(Thrust Vector Control)があるからRCS異常をカバーできたけど,燃焼終了後はできなくなった.
    推進薬を送る配管の弁を開く信号は送られていたが,弁より後流側の圧力が上がらなかった.これ以上の原因究明は難しい.
    H3には影響はないとのこと.


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