働きながら情報系の大学院を修了した
コメント
注目のコメント
社会人として働きながら大学院で修士号を取得し,その後も挑戦を続ける姿とその都度の心の葛藤をありのままに書いている姿が非常にリアルだと思います.
特に「僕の修士課程とは一体何だったのか」という言葉に全てが詰まっていると感じて,これは研究を始めたばかりの頃の2~3年間は本当に何もできなかったかのようにあっという間に過ぎてしまうことを感じた私の経験と非常に似ていました.
また,特に理数系の授業は学部時代の勉強の積み重ねが十分に必要なことがほとんどで,「学部から入り直して124単位分みっちり勉強するのが最善の方法ではないか」と考えることにも非常に納得です.
私も学部時代の成績が悪かったため積み重ねがないため,大学院での勉強に苦労しましたが,私の場合はとにかく基礎勉強の時間を増やすことで力をつけることができました.
社会人をしながら通うのであれば,この時間には限界があると考えると,やはり社会人になってから学び直せることも選択肢として持つことは重要ですが,社会全体として若いうちに学習の大切さを理解し,少しでも進学率や勉強量が増えるようになると良いと思いました.私も看護師として働きながら大学院に進学しましたが、進学を決めるまでは、「働きながら勉強するなんてできるのだろうか」と不安に思っていました。
実際に働きながら大学院に進学した先輩から話を聞いた時も「とても大変だった」と話されるので、不安しかない状況でしたが、
入学後、講義が始まり思ったことは「過酷だけど楽しい」ということでした。
確かに、諸先輩がいうように、自分が心配していたように睡眠時間はなく、課題→仕事→講義に追われるような毎日ですが、
講義を通して知識を深められたり、悶々としていた感情が「こういうことだったのか」と言語化できるようになり、学ぶことが楽しいと感じています。
そして、入学して感じたことは、誰かが教えてくれるのでなくで、「自分で学び、問いをたて、答えを導いていく」このプロセスを習得するのが修士課程なのかなと。
自分で学べる自主性がなければ学びを深める事もできないし、問いを立て答えを導く手法を知らなければ研究もできない。その結果、「修士課程とは何だったのか」ということになるのかなと思います。
特に仕事と学業の両立で重要なのは時間管理で、
思ったように学業に没頭することはできない現実の中で、いかに自分で時間を作り学んでいくか。限られた時間の中で問いの答えを導いていくのかが修了
するためには大切かなと思います。"人生100年、80代まで労働する時代が来ようとしている。これまでのように20代前半までに大学で身につけた知識の貯金だけで60年やっていく方が無理がある。その時々で大学や大学院に入り直して「学び直し」することは実に自然なことだ。ましてや我々はまだ折り返し地点にも来ていないのだ。"
なるほど、考えた事がなかったからその通りだ