食品ゴミの中から「問題なく食べられるもの」を救い出せ
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バンコクでは、財閥であっても、食べ残した料理を持ち帰るドギーバッグをレストランが用意しているのが一般的になっています。
日本は、賞味期限を気にするあまり、持ち帰り禁止が多いですが、見直すべき習慣だと思います。食品廃棄問題でいつも思い出すのは「中国の食べ残し文化」。
日本は「出されたものは全部食べる」のがマナー。
中国では、「食べきれない量の料理で客人をもてなし、客人も食べ残す」のがマナーだそうです。
当然中国では毎日膨大な量の食品が廃棄されています。それに対し習近平が「クリーンプレート(完食)」キャンペーンを開始したり、SNSでも食べ残しについての話題や議論で盛り上がっているとのこと。
参考記事▼
https://diamond.jp/articles/-/246753
礼儀として昔からある文化を変えるのはなかなか難しそうではありますが、メディアやシステムなどの力借りて変わっていくといいなと思いました。食品廃棄物がこれほど地球温暖化に影響を与えているとは知りませんでした。地球温暖化に限らず、環境問題への対策として飛行機の排出ガスをゼロにする、紙ストローの普及など私たちの身近なところで様々な取り組みが行われています。その中で「紙ストローは吸いづらい」など少し批判も出ながらも環境のために取り組んでいます。
しかし日本ではこれほど温暖化に影響を与えている食品廃棄物に、焦点はほとんど当てられていません。私たちが少し不自由を感じながら取り組んでいることも必要な一方でこのようなフードロスについても焦点を当てていくべきではないでしょうか。
また韓国やアメリカでは法整備や制度づくりまでされるほどフードロスに取り組んでいるんですね、日本では第一次産業の就労者も問題のひとつとしてあり、食品廃棄物からの堆肥づくりはもっと普及していくべきアイデアではないかと思いました。