ファーストリテ、今期営業益も最高更新へ 海外ユニクロ事業好調
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コロナ禍に置いて脅威的な実績です。
国内の停滞した市場では経費節減に努め、経済活動再開が早かった海外での出店加速しての増収増益の圧倒的なスピード感はfast retailing(早い小売)の真骨頂ですね。
国内から見たユニクロと海外から見たユニクロは全く別な印象なのでしょうね。
欧米での出店加速の背景には、近く香港を巡った紛争が予想される中国以外で売上を伸ばす土台を作り、リスク管理する狙いもあるでしょう。
まだコラボ品など一部商品は中国製になっていますが、無くなる日も近いかもしれません。
リスク回避のため、生産、売上ともに中国依存度を少なくして行くのはとても有効な手段です。
かつて失敗した欧州進出。
堂々たるグローバルブランドとなって凱旋しようとしているストーリーは映画のようにドラマチックです。イギリスでUNIQLOは「ファストファッション」ではなく中流ブランドです。
欧米にはPrimark、Next、H&Mのように、より安くより使い捨て感のあるブランドがいくつもあります。
縫製も雑、素材も安っぽい、でもデザインはそこそこだし激安だからワンシーズンで使い捨てるにはいい、という感じですね。
その点、UNIQLOは安くありませんがちゃんとしています。
また、飽きが来なくて使い回せるシンプルなデザインが以外と他になく差別化に繋がっています。
ちなみに、日本のアニメ(最近だとドラえもんやSPY×Family)とのコラボTシャツは大人気ですぐに売り切れてしまいます。