紙ストローに抵抗感? プラ削減で普及進むが...「飲みづらい」「におい気になる」提供やめたチェーンも
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環境への良し悪しと使い易さ云々はあくまでも別論点で、私たちはまず、紙ストローが本質的に環境負荷を軽減しているのかどうかを議論すべきなのではないかと思いました。
プラスチックストローなどの石油製品は、ガソリンや軽油などには使えない成分から抽出した原油の残留物から生成されており、プラスチック製品を使わないということは原油の残留物をそのままにしておくということになります。
プラスチックは元が石油である為、それその物が燃料となり、適切なプラスチックを配合させたゴミ処理は、燃料の節約にも繋がるそうです。プラスチックのストローであっても、そのゴミ処理さえ適切なら環境負荷が紙製品よりも高いとは言い切れません。
また、紙製品の生産には、プラスチック製品の4倍のエネルギーや水が必要というデータもあります。原価も紙製品の方が2.5〜6.5倍ほど高く、少なくとも短期的には、経済的にも環境的にも紙製品の方がマイナスだという指摘もあります。
そもそもストローって必要だっけ?という議論もありますね。
紙ストローの採用が、企業にとってのパフォーマンスにとどまらないと良いのですが…
注目のコメント
紙ストローの機能性を高めるために樹脂コーティングをした紙ストローも多く存在しています。
これが環境へ流出すれば紙と同じような分解性能は期待できずに環境へのダメージとなり得ますし、樹脂コーティングが剥がれマイクロプラスチックとして飲み物と一緒に人体に入っている可能性もあるかもしれません。
一応、こういった課題の解決のため、生分解性のある樹脂コーティングや、そのもの自体に生分解性バイオマスを使用したストローが販売されています。
一方で、プラストローを紙ストローに切り替える事業者もあれば、この機に使い捨てストローを取りやめる事業者も多くあります。
例えば、スターバックスコーヒー、セブンイレブンやローソンなどは、コールドドリンクでもストローを要しないカップでの提供を開始しています。江崎グリコは学校給食で出される牛乳パックを、ストローを使わなくても飲める形状に変更しました。
「紙ストローで飲むくらいだったら直飲みしたほうがマシ」も、よいきっかけかもしれません。このストローは本当に必要なものなのかを考えてみる機会に繋がります。
プラだろうと紙だろうと、使い捨てストローが無料でついてくることに違和感を感じる社会こそが、真に目指していきたいところだと思います。ストレートに言うと
その効果はほぼ無く
使い勝手のデメリットしかないのを誰もがわかってるのに
それを表立って言えない
それどころか効果を一所懸命考えて説明するのが賢い人だと思ってる
そんな裸の王様状態と言う状況って話
コレが紙不足で使用量を減らさないとって話になったら、みんなプラ転換の効果を一所懸命考えて説明する
バカバカ過ぎて話にならないとしか言えない私のアルバイト先では竹で作られたストローを使用しています。紙のようにふやけたりすることはなく頑丈で、においもないです。
プラスチックを削減することは重要ですが味を損なってまで取り組むのは嫌ですよね。