Tポイント・Vポイント統合へ CCCと三井住友が協議
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選択しているユーザー
業界が動く大きなニュースですね!
・顧客メリットが増える
・アクティベーション率の向上
・(合意を取った上でですが)データ統合してより広域かつ詳細なデータ分析が可能に
・行動予測モデルや興味・コンテクスト予測モデルを使ったマーケティングの高度化
などなど、よいことばかりなように思えます!
注目のコメント
統合して足し算で1億2000万ユーザーという発想が、ちょっとプロダクトアウトでしっくりこないですね。
楽天があれだけポイント経済圏作れてるのって、もはやお金に近い感覚で、貯める・使うを意識する存在になっているからだと思う。あらゆる決済シーンで楽天ポイントの存在を問われるわけで、もはやポイント込みでの損得を判断するまで意識に浸透してきている。
Tポイントはかつて、それに近い存在にあったと思うが、Yahooとの提携解消とTSUTAYAの存在価値低下により、Tポイント自体も使われなくなってきた。
Vポイントに至っては、結果として貯まるカードポイントなので、楽天ポイントの浸透度からは程遠い。
結局、使えてナンボなわけで、もし両者が統合するならば、利用者数云々ではなく、またポイントが貯まることをアピールするだけでなく、消費者の利便性や意識の面で「使える」ポイントになることが重要になると思う。個人的には全くワクワクしないです。
Tポイントは貯められるお店も多いけど、出すのが面倒で貯めなくなってしまっている。Vポイントははじめて存在を知りました。
クレジット連携だとファミマカードとかYahoo!カードとかありますが、三井住友カードも調べるとセブン、ローソン、マックでは5%の還元率が出せるみたいですね。
ただ、会員数が単純合算で1.2億円とのことですが、同一のアカウントも多いでしょうし、何よりアクティブなユーザーがどれ程いるのか。
楽天やソフトバンクなど、携帯などのインフラ、金融、EC、SNS、ファッション、などの情報が集まれば、そこから新しいサービスや価値が生まれる期待が僅かでもありますが、アカウント情報だけ増えてもポイントと決済手段だけでは広がりがあまり無いように思ってしまいます。
ポイントとかせこい策でユーザーを留めさせるよりも、GAFAMみたいにそのサービスがなければ今の生活が成り立たないようなインパクトのサービスを日本企業の連携で作り出してほしいと思ってしまいます。SMBCからすると、クレジットカード決済ではとらえられない消費者データを集めたいのでしょう。最近決済サービスが多様化し、クレジットカードでの決済の割合は減る一方です。ただ、データを統合してマーケティング有効に使う、などはCCCでもうまく行かなかったように結局大きな価値を生み出すことはないでしょう。Tポイント会員にSMBC系ペイメントを使わせたり、Tポイントで銀行手数料が払えたりすることで囲い込みに使えそうですね。