日本の大学はどうしたらDX化が進むのか?
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この手の話を聞くと毎回思うのが、デジタル人材って何だ?ってことです。
今どきの学生でデジタル機器に触れていない人のほうが珍しいはずなので、デジタル機器を使う時間を他国と比較したところで何の意味があるんでしょうか。
デジタルに理解のある人材を増やしたい、ということであれば教育をどのように行うのか、ということだと思うのですが、現在の学校教育だとプログラミング教育なんてことをやっていて、それが駄目とは思わないんだけど、ちょっとずれている気がします。
コンピュータがどうやって動いているのか、という点ではプログラムがどう動くのか、という理解が大切ですが、デジタル情報がインターネット上をどのように行き来しているのか、行き交うデータのセキュリティはどうやって確保されているのか、みたいな教育も併せて必要ではないかと思います。
先日まで NHK でやっていた「笑わない数学」の暗号理論みたいなのは分かりやすくて良いと思います。C 言語コーディングの本だけを読むのではなくて、アルゴリズムの本を読む、みたいなところが必要なんじゃないでしょうか。収録に参加させていただきました。
今回の内容は大学のDX化について議論させていただきました。
大学は企業と違って、すぐに倒れる心配がないので、その分スピードが遅くなるのが現状です。
特にそれは、大学の予算の少なさ順、つまり、都道府県下、国下の順番に遅くなってしまいます。
少子高齢化もあり、大学の数は年々減少傾向に向かっています。そんな中で生き残るのは、DX化を積極的に推進して、よりスタイリッシュな、よりシンプルな大学制度ではないでしょうか。
自分の大学は、デメリットばかりあげられましたが、もちろんDX化は少しずつ進んでいますし、今真っ最中だと思います。
今回の議論をきっかけとして、よりスピード感を持って、また、始められていないところはこれから少しずつ進めていっていただきたいですね。事務職員が300人だから中小規模と考えて良いは、一部システムはそうですが、全体としては誤りです。
メールなどは学生も含む為、数千〜数万にもなります。
ワークフローや教職員用のポータルサイトは事務職員だけが使えれば良いでしょうか?人事システムのデータ管理対象は300人だけで良いでしょうか?
建物を持っている学校は施設管理(新築、補修などを含む)だけでも年間何十億です。
そう言うことに気付いていない教員が経営や運営に多いのも大きな問題の一つです。
私は委託職員で権限がないのでアドバイスしか出来ませんが、明白な問題が大量にあり、それが大学の持っているポテンシャルを大幅に押さえつけている現状があります。
それを解決する方法論は簡単ですが実行する負荷が高い為、わかっている現場でもボーナス査定がほぼ無いので誰も仕事を増やしたがらずボトムアップは起きません。特に中間管理職が揉み消します。経営はアホなので気付きもしません。
うちの大学だけかは分からないですが、「何か委員会を作ってみんなで頑張って考えれば出来るよね」って、勘違いしている動きが多いです。
事務職員は考えるのは先生達の仕事と思っている人も多いです(管理者でも)。
正直、モチベーションが保てないので転職したいけど、大学のポテンシャルが勿体なくて希望を抱きたい気持ちがまだ残っています。