半導体世界出荷、7月急減速 32カ月ぶりマイナス
日本経済新聞
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半導体需要は2019年半ばに底打ちして以降伸びてました。2019年5月にファーウェイがEntity List入りしてから、ファーウェイを含む中国スマホメーカーが半導体の輸入禁止に備えて在庫水準を引き上げたことが発端でした。
その後アメリカ大寒波やFab火災など供給が落ちるトラブルが重なった上でCovid-19による需要の増加(デジタル機器・ゲーム機等)とロックダウンによる供給問題もあり需給バランスが厳しい期間が続いていたと思います。
メモリに関してはすでに数か月前から需給が軟化していると言われていました。一方、未だに自動車OEMは半導体不足で減産・生産調整を余儀なくされていることから、WSTSの統計上には現れない一部半導体の需給問題は根深く残っているということだと思います。WSTSのデータでは、7月の世界半導体はYoYでわずかにマイナスに振れました。しかしTSMCは、7月も8月も40%近い成長です。確かにメモリはマイナスですが、WSTSの8月の数字を注目しています。