「AI」でSDGs実現の近道? 素材開発を”爆速化”する「MI」とは
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お話をお伺いしました。昨今、材料や素材開発の手法として注目されている「マテリアルズ・インフォマティクス(MI)」。
リアルテックの世界では、いかにして新しい素材や材料を生み出すかが、イノベーションの大きなカギを握っています。しかし、そのためには膨大な実験と研究、そしてノウハウの集積が必要で、非常にコストがかかっていました。それを解決する手法として期待されているのが「MI」です。
本記事では、日立ハイテクの坂本さん、面林さんに分かりやすく説明いただいたので、ぜひご一読ください。「カレー」をメタファーにした話はとても分かりやすいです。あらゆるモノの元となる「素材」の開発を、AIやビッグデータなどを使い劇的に効率化する素材開発手法「MI(マテリアルズ・インフォマティクス)」。
そのMIの裾野を大きく広げ得るユニークなBtoBサービスを展開する日立ハイテクを取材しました。
個人的には、同社がMIのサービスを通し、以下の未来を見すえている点に物語性を感じ、ワクワクしました。
・あらゆる局面でイノベーションが求められるSDGsの「インフラ」になり得ること。
・MIにより日本の産業が活性化し、世界でのプレゼンスを大きく高められるかもしれないこと。
それとわたくしごとですが、カレーのライターとしても活動する自分にとり、MIの概念を説明するのにカレーのたとえが出てきたことに、ただならぬ運命を感じたのでした笑
*執筆を担当しました*私も話を伺うまではマテリアルズ・インフォマティクスについて知りませんでしたが、カレーの例えでようやくイメージが掴めてきました笑。ぜひ記事中盤の図版をご覧ください。
そしてマテリアルズ・インフォマティクスは製造におけるコストや環境負荷削減の鍵になるというのも初耳でした。今後も注目のキーワードです。
”素材開発プロセスの上流部分にコミットし、開発効率を飛躍的に高められることを考えると、MIは人類がSDGsを達成するための1つの“必要条件”ともいえるかもしれません。”