“金融界の鬼才”が『教育』に取り組む理由
コメント
注目のコメント
落合さんが先週、誕生日を迎えてnoteにこう記していました。
『2017年に30歳だった自分が2022年に35歳になるのは当然なんだけれど,このまま行くと2027年に40歳になってしまうから時間を味方につけないといけない.』
時間はあっという間に過ぎるもので限られてもいるため、できるだけ有効活用していきたいものですが、“金融界の鬼才”と呼ばれる伊藤潤一さんが東大金融研究会の活動に力を入れている理由が、まさに『学生たちに時間を有効に使ってほしい』という思いを強く持っているからだそうです。
いま話題の東大金融研究会、お金の増やし方よりも大切な“あること”を学べる場だとのことですが、たしかに『ググって終わり』『みんなが言っているから正しい』という状況になりやすい時代だからこそ“大切なこと”なのだと思います。伊藤さんがどのようなマインドを伝えようとしているのか、投資と金融と教育と人生のことなど、皆様と一緒に勉強できたらと思います。
【配信後記】
伊藤さん曰く、学生だけでなく社会人でもできていないことで一番多いのが『言葉の定義づけをしっかりする』ことらしいです。例えば『頑張りましょう』という話になった場合、ある人は“人生かけて頑張る”なのに、一方が“空いた時間で頑張る”という文脈で使用しているなど言葉の捉え方が人それぞれなので絶対にうまくいかないとのことです。『日本は集団の意思決定をしている人が少ない』という話が出ましたが、定義づけなければならない機会にすら巡り会えない人が多いとなるとそのための訓練が必要なのかもしれませんね。今回は、実践的で直で役立つような話ばかりの非常に面白い回となりましたが、個人的に印象的だったのは、落合さんのこんな言葉です。
『人間の能力にさほど違いはない。僕とウサインボルトでは10秒ぐらいしか変わらないんですよ。すごいことですよ。全然運動していないのに。』
日本は周りと自分を比べて不安になる人が多いとの話がでました。不安を煽る“ビジネス”に惑わされず、ノイズと音楽を聴き分けて進んでいきましょう!
伊藤さんがおっしゃったように、永遠に辿り着けないビジョンを掲げるのではなくビジョンと実現可能性を両立する『美しい目標』を立てることがとても大切だと感じました。
あと、投資=自分よりも優秀な人に働いてもらう、とのことです。伊藤さんが創設された東大金融研究会からは、私が在籍するフロンティア・マネジメントが毎年10名程度のインターンシップ生を受け入れてます(私がインターンプログラムの責任者)。
皆さんとても優秀で、快活な若者という印象です。【本日22時放送】WEEKLY OCHIAI「“金融界の鬼才”が『教育』に取り組む理由」を 22 時より配信いたします。
東大の新入生20人に1人が所属し、わずか2年で1000人規模にまで拡大したとして注目されている研究会がある。投資・株・金融業界をはじめとするお金の教養と人生戦略を考えるために設立されたという、その名も『東大金融研究会』だ。創設者は外資系ヘッジファンドに20年在籍し、投資のプロとして活躍してきた“金融界の鬼才”伊藤潤一氏。なぜ学生への教育に取り組もうと考えたのか?そして、研究会で学べるお金の増やし方よりも“大切なこと”とは?落合陽一が話題の研究会に迫る。※ライブコメントからの【質問】に答えます。