【Levetty社長】クラウドセキュリティに、金脈あり
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NewsPicks 北川さんに取材いただきました!
ありがとうございます。
3年前の起業から7つ目のサービスであるCloudbaseに行き着くまでと、これからCloudbaseが何を目指していくのかをお話しさせていただきました。
クラウドの設定ミスは、どんなに優秀なエンジニアであっても正しい設定をすることは難しいです。
というのも、膨大な設定項目がある中でサービスの仕様・設計ごとに正しい設定というのは異なるためです。
オンプレ時代のノウハウを転用することはなかなか難しいのも課題の深さの要因です。
Cloudbaseは、クラウドのセキュリティ事故の根本原因となる設定ミスを検出します。
今後は、クラウド上での怪しい動きを検知し何らかのアクションを行う機能や、設定ミスの自動修復といったところに力を入れていきます。
> 当面の目標は、ARR5000万円です。
と記載いただきましたが、直近数ヶ月以内での目標という意味で解答をしておりました。
世界で使われるサービスを目指して、夢は大きく頑張っていきたいと思います!Gartnerの調べによると、2021年の世界の情報セキュリティ支出は1504億ドル(約21兆5000億円)。中でも、近年伸びているのが「クラウドセキュリティ」の領域で、今はまだ全体に占める割合は小さいものの、出荷ベースの伸び率は前年比41.2%と最も高い。
この市場に挑戦するのが、2019年創業のLevetty。サービスは今年3月にローンチしたばかりだが大企業の導入も進んでいる。
スタートアップ冬の時代だが、需要の高い領域とあって、資金集めにも成功している。
「スタートアップが成功するために最も重要な要素」は、タイミング、テクノロジー、ビジネスモデルよりも「幹部チーム」とされる。投資家が最も重視するのも「幹部チーム」だ(詳細は「スタートアップ改造計画」第1回目にまとめてあるので、ぜひご参照下さい)。
7つのピボットを経て、今の事業にたどり着いた岩佐氏だが、事業の構想を固めたタイミングで、京大時代の仲間2人が経営に参画。この経営陣を評価する声も多い。
開発者として使う言語やツールも海外のものばかりで、「なぜ、日本で作れないのか」と悔しさも感じてきたという。
日本から世界的なIT企業が生まれないと言われてきたが、最先端の領域で技術力を発揮し、世界に羽ばたけるか─。
事業そして会社の成長と、今後の展開を注視したい。SaaSスタートアップでは世界最速でARR1億ドルを突破したイスラエルのWiz(サービスリリースから18ヶ月で達成)をはじめ、米Orca Securityなどのユニコーン企業があるほか、日本でもLevetty・ビジョナルのyamoryなどが事業展開しており、今最も盛り上がっている市場の1つです。
Levettyの凄さは記事冒頭で触れられている株主でわかります。Arena Holdingsは上場グロース株だと思います。なのでSmartHRやキャディに投資したことですら、大きなニュースなので、1.3億円のLevettyシードラウンドに入ったというのを見た「What???」っていう感情になりました。
事業の魅力に加え、岩佐氏の粘り強さと愛され力。それに惹かれて優秀なメンバーが集まってきて構成されるチームにはめちゃくちゃ期待できそうです。
セキュリティ事故につながる“クラウドの設定ミス”を自動検知、安全なクラウド運用支える日本発サービス
https://newspicks.com/news/7475868