世界の大手銀行ESG関連収入、年間40兆円超へ-2030年までの見通し
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銀行の「収入」の見込み額なんですね。これまでのESG関連の商品・サービスと比較して、コロナ禍以降、グリーンリカバリー(含むトランジションファイナンス)の流れもあって銀行としても売上が上昇しているのは各国同様ではないかと思います。
日本はJSIFのアンケート調査によると2021年3月末時点でのサステナブル投資残高が2020年比65.8%増の514兆528億100万円とのことなので、日本単体で見ても銀行のESG関連の商品・サービス収入は伸びていると予想されます。
これだけ金額が伸びていると、今後はウォッシングになっていないかなど、情報開示・レポート・分析の質が問われるフェーズが本格的にやってきそうです。
注目のコメント
今、ESG投資でダイバーシティ人材が注目されています。日本でも女性が男性と平等に昇進し、取締役会メンバーが増えれば、GDPが15%増えるという試算もあります。ESG投資信託は一般の投資信託より上昇しており、特に2015年ごろから顕著に表れています。そのころからESG,CSR,CSV,などが普及しました。ちなみに最近ではCSR対策の予算がとれず、ビジネス化するCSVが普及しています。
私が最近、試算した結果、日本のSDGsランキングイメージ上位は、社外取締役にダイバーシティ人材を多く取り入れていました。
企業統治で博士号取得しました。https://www.obirin.ac.jp/academics/postgraduate/international_studies/course_humanities/papers_doctoral/2015.html