【坂根千里】1964年誕生。スナックは女性スタートアップだ
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注目のコメント
今の20代前半のひとたちはコロナ時代に青春をすごしたおかげで
「夜の狂騒から見放された世代」と言えるでしょう。
坂根さんも卒業した地元の一橋大学をみていると大人が若者の機会を奪っているのは明らかで、コロナ禍でサークル活動に対してのかなり厳しい規制をかけ、違反した場合には公認停止との脅しをかけ、
まちの人たちの格好の散歩の場であったキャンパスの関係者以外の締め出しは今も続いています。(国立市は緑被率がとても低いので、一橋大キャンパスはとても貴重な市民が緑を感じれる場でした。国立大学としての価値を毀損していると思います。厚労省ですらマスクなし散歩は推奨しているのに・・・)
全国から大学に進学してきた若者たちと社会の接点であったはずの飲食店やサークル活動、祭りやイベント、あるいは街と一体となったキャンパスという本来の関係性がこの3年間ほぼ失われてしまいました。
そんななかで、その一橋大生が卒業して地元のカラオケスナックを買い取り、自分と仲間たちの職場にしたというのはある意味、そんなアホな大人へのふるまいへのカウンターとして必然の流れだったのかも?と思うこともあります。
若者からしたらバカバカしくて、今の大人が作ったルールの中で仕事なんかしてもストレスでしかない。と、私がいま若者だったら考えるでしょう。
今の40~50代はなかなかな人口いるのに、20代から下は人口は急激に減少、20年後には、今よりさらにひどい状態で高齢者(私たち団塊ジュニア)が社会の活力を奪うのは明らかです。
でも、そこはあえてやんわりと、「年長者と若者が肩の荷を下ろして接点を作るのって大事ですよね~」としてくれている優しい場が「スナック水中」だと私は思っています。
私も地域の40代として今の状況の戦犯の1人だという自覚はあるので
若者が若者らしくバカをやったり失敗してもガハハと笑って酒の肴にしてまた挑戦できる場を守り続けていきたいと思います。
「失敗できない」と若者に思わせてしまったら、この社会は本当に救いようがない。スナックは1964年当時の女性スタートアップ。
お話をお聞きするまでそういう感覚はありませんでしたが、たしかにそうですね。
そして、当時の女性にとって、起業しやすい形態でもあったのでしょう。
レストランのような形態に比べて、元手もロスも抑えらえるし、クラブなんかと比べると立地の面でも支出を抑えられる。
スナックって、何気によく考えられた起業形態だったんですね。
では、令和の新卒ママ=坂根さんは、どんなことにお金を使うのか。
連載3日目は、100万円の使い道を聞いてみました。
私もまだまだ知らないナイトコンテンツがたくさんあるなー。昨日たまたま宿泊したエリアには、昭和の香りがする街並みと、その中にスナックが飲食店以上にあったように見えました。ちょうどこの特集を読んでたのでちょっと入ろうかな…とも思ったのですが、勇気出ませんでした。笑
スナックは暗めの雰囲気とかすれ声のママさんというイメージが私にはついてしまってますが、坂根さんはどんな形にされていくのか楽しみです。
“職業柄、めちゃくちゃ人と話すので、会話することには多少疲れつつあります(苦笑)。”
そうですよね。。