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鎖と南京錠で留学生を拘束 福岡の日本語教育機関 入管庁が処分

朝日新聞デジタル
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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    「悪ふざけでやった」というのは、こういう場合のメディア対応としては非常な悪手でしょう。

    ・2021年10月、数時間にわたり、学校職員とベトナム人留学生のベルトを数時間にわたり南京錠付きの鎖でつないだ。
    ・2022年4月、衆議院法務委員会で、「日本語学校による留学生への人権侵害行為」についての質疑があり、法務大臣が答弁
    ・2022年9月、出入国在留管理庁が、西日本国際教育学院の日本語学校としての認可を取り消し。

    西日本国際教育学院は600人もの留学生がいる大手日本語学校です。この処分で、留学生の受け入れができなくなりました。
     なお、同校を経営する学校法人宮田学園は、他にも国際貢献専門大学などを経営しており、合わせると1500人ほどの留学生がいます。

    この学校法人に限らず、留学生や技能実習生がやめたがるような学校や受け入れ先は多く、やめようとするのを監視する、捕まえに行く、暴行する、といった事件も頻発しています。
     留学生や技能実習生は、飯の種なので、逃げないように監視し、逃げれば捕まえようとします。パスポートや携帯電話を没収して管理したりしています。
     こういうことになった原因は、
    ・学校や働き先が、思っていたのよりもよい環境ではなかった。逆にいえば、日本側が、期待されていた環境を用意できない。
    ・日本語学校に留学したつもりだったが、毎日バスで工場に連れて行かれて労働に従事している。
    ・日本で稼いで貯金したり親に仕送りするつもりで来たが、それほど稼げない。
    ・日本での収入が思っていたより少なかった。学校や技能実習をやめて東京近郊で働いた方が稼げる 
    → 北関東のベトナム人コミュニティの発展

    相手は人間ですから、待遇にミスマッチがあれば去ろうとします。それを無理に止めようとするから事件になります。
     労使双方が条件に同意して、その条件通りに履行される労働環境でなければ、持続可能であることは無理です。 

    留学生と職員を鎖でつないだ様子を映した動画
    https://www.nishinippon.co.jp/image/554802/

    古川法相が「重大な違反行為」と認めた西日本国際教育学院による“鎖拘束”問題
    https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/304600/2


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    プレジデントオンライン 編集長

    入管庁の処分は重いですね。当然だと思います。背景には、日本の労働力不足があります。

    日本は外国人労働者の受け入れを厳しく制限しています。コンビニや飲食店、工場などで外国人労働者をみかけますが、その多くが「留学生」として来日しています。留学生なので日本に永住するわけではありません。かならず母国に帰ります。だから受け入れるという理屈です。

    留学生ですから、語学学校に通う必要があります。そのために日本語学校がたくさんできました。まじめに語学学習をする人もいるようですが、求人の多くは日本語を使わない単純労働なのでミスマッチが起きています(コンビニで流暢な日本語を操る人は、優秀層の留学生です)。

    こうした構造があるので、受け入れる日本側の態度は悪くなりがちです。日本で働かせてやっている。ぞんざいに扱っても、どうせ日本からいなくなる。そうした発想になるのでしょう。日本に「留学」し、母国に帰った外国人労働者は、「日本になんて行かなければよかった」と思うようです。そんな負のクチコミはアジア圏でじわじわと広がっています。

    もっと詳しく知りたい方には、この問題の第一人者である出井康博さんの寄稿をすすめます。ぜひご覧ください。

    「名古屋入管で30代女性が死亡だけじゃない」政府がひた隠す「外国人留学生の不都合な真実」 「留学生30万人計画」で悲劇が拡大 #プレジデントオンライン https://president.jp/articles/-/45949


  • しがないサラリーマン

    外国人留学生の単純作業定収入労働問題は、将来必ず禍根を残す。

    一部の特殊な事情のある国を除いて、世界各国から日本という国が尊敬され、日本人が信頼されているのは、先達が真面目に献身的に外国人へ貢献してくれたおかげであり、我々のかけがえのない財産である。
    それを踏みにじり、築き上げられた尊敬と信頼にあぐらをかいて安易な労働力不足問題の代替策とするのは、過去と未来への冒涜。

    全ての日本人がこの問題に真剣に取り組まなければいけないはずが、インフレを嫌い、今さえ良ければと将来に背を向ける。


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